バイナンスCEO、仮想通貨XRPのインサイダー疑惑を否定

バイナンスCEO、仮想通貨XRPのインサイダー疑惑を否定

バイナンス先物取引所である「Binance Futures」に上場した仮想通貨XRPの取引板にて、インサイダー取引が行われたとする疑いが浮上している。しかし8日、仮想通貨取引所バイナンスのCEOである(Changpeng Zhao / CZ)氏は、この報道は「FUD」であると真っ向から否定した。

一連の流れは今月7日、バイナンスの先物取引所である「Binance Futures」へ。仮想通貨XRPが追加。それに伴い、XRP価格は急激な上昇を見せた。その後、仮想通貨サイトbeIncryptoが「バイナンスが発表する前、少なくとも3時間前に上昇が発生した。」と指摘したのだ。

そしてCZ氏は、この記事をTwitter上に引用して、FUDであることを主張。FUDである理由として「Binance Futuresは事前にAPIに追加され、誰でも見ることができます。 これらは、多くの取引所で取引されている上位10の暗号であり、高い流動性を備えています。」理由を説明した。

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2020.01.07

そして注目なのは、今後のBinance Futuresに関する情報である。CZ氏は上記のFUDを否定する理由とともに、今後、上位20の仮想通貨のほとんどを追加することを発表した。もちろんどの通貨などは言及していない。

バイナンスは今年に入り、仮想通貨XRP(リップル)、イオス(EOS)ライトコイン(LTC)をBinance Futuresへ追加している。また以前の対応通貨を含めると合計で6通貨が現在、取り扱われているため上位20となると今後も発表が続きそうである。