バイナンス先物、仮想通貨EOSが追加
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの先物取引所である「Binance Futures」は8日、仮想通貨EOS(イオス)の先物取引を提供することを発表した。EOSの先物取引は8日17時より、EOS/USDTの取引ペアにて提供開始される。
今回の仮想通貨EOSの上場によって、Binance Futuresで取り扱われる仮想通貨は計5通貨となる。先日の仮想通貨XRPの取り扱い開始に引き続き、Binance Futuresが盛り上がりを見せている。現状の取り扱い通貨は以下の通りだ。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- イオス(EOS)
また最大のレバレッジ倍数はイーサリアムやリップル同様、最大で75倍まで設定することが可能となる。そしてEOSの価格については、年明けのビットコインをはじめとする仮想通貨市場全体の好影響から、24時間の上昇率は1.4%にとどまっている。しかし先日のXRP/USDTの取り扱い開始の際には、多くのユーザーがBinance Futuresへと殺到し、XRP価格は24時間で約10%の上昇率を記録している。
先日バイナンスのCEOは、「近日重大発表がある」ことを示唆しているが、どの発表が重大発表なのかは確かではない。しかし市場のユーザーは、今回のBinance Futuresに関する発表ではなく、買収に関する発表ではないかと予想されているが、現時点では公式発表を待つしかなさそうだ。