約1500億円の精算で、ビットコインが「フラッシュクラッシュ」
時価総額トップのビットコイン(BTC)は8月2日、これまで順調に価格推移から一転し、急激な暴落「フラッシュクラッシュ」が発生した。この暴落によりBTC価格は2日の13:00時点で今年最高値の約128万円まで上昇していたが、そこから反転して約116万円と、12万円以上もBTC価格が暴落している。
また主要なアルトコインも同様に暴落しており、時価総額2位のイーサリアム(ETH)に関しても、暴落以前の好影響もあったが前日比で-2〜3%の下落率を記録している。
そして今回のビットコインをはじめとする仮想通貨市場全体の暴落について、フラッシュクラッシュの起因となったのは仮想通貨の代名詞であるビットコインである。
仮想通貨データサイトBybtによると、70,000人以上のトレーダーが約11億ドル相当(約1,170億円)の先物ポジションがすべての取引所で清算。さらに、OKExとHuobiなど主要な仮想通貨取引所などで約4億ドル(約420億円)が清算されたという。またこれらの精算に続いて、BitMEXでは1億6,400万ドル、Binance(バイナンス)8,600万ドルが生産されたようだ。
さらには1,000万ドル相当(約11億円)の最大の単一清算注文は、BitMEXで発生しており、そのうちの約6億4,700万ドルはビットコイン先物からで、イーサリアムは1億6,500万ドルの清算されていたという。