イーサリアム(Ethereum/ETH)再ステーキングプロトコルTVLが80億ドル突破

イーサリアム再ステーキングプロトコルTVLが80億ドル突破

イーサリアム(Ethereum/ETH)の再ステーク(※1)プロトコルTVL(ロックされた総額)は83億5,000万ドル(約1.27兆円)に跳ね上がった事が分かった。

(※1)再ステーキングとは(Resteaking)…
ステーキングした仮想通貨を再びステーキングして担保にする技術のこと

TheBlockより画像引用

分散型ステーキングプロトコルであり、さまざまで、かつ柔軟なイーサリアムステーキングおよびステーキングサービスを提供するether.fi(イーサファイ/ETHFI)プロジェクトのTVLは32億ドル(約4853.8億円)を突破。イーサリアムの再テーキングプロトコルであるRenzo(レンゾ/EZETH)は20億ドル(3033.5億円)で2位、再ステーキングPuffer(パファー/PUFETH)は13億ドル(約1,972億円)で3位となっている。

また、EigenLayer(アイゲンレイヤー/LRT)は、2024年2月5日に活動が活発化し、プロジェクトが再ステーキング資産の最大200,000(ETH/イーサリアム) の上限を撤廃。その後、プロトコルが11億8,000万ドル(約1790.6億円)を調達しており、わずか1日で、プロトコルTVLは15億ドル(約2,276億円)以上増加している。

2カ月でTVLは100%超えの急増

2月20日時点での再ステークTVL額は35億ドルであったが、2 カ月以内にTVLは100%を超えている。

この部門は2月に急激な成長を見せており、TVLがether.fi の13億6,000万ドル(約2063.2億円)と、Puffer の10億2,000万ドル(約1547.4億円)と、大半を占めた。DeFiLlama(ディーファイラマ)によると、イーサリアムはDeFi(分散型金融)アプリケーションにロックされた総額で56%、つまり520億ドル(約7.9兆円)という優位性を達成している。

2023年4月のイーサリアムネットワークへステーキングしていたETHを引出すための処理実装Shapella(上海+カペラ=シャペラ)アップグレード後、ステーキングとネットワークアクティビティの需要が著しく増加た。アップデート後、ユーザーはブロックされた仮想通貨を引き出せるようになっている。

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