アプトス(Aptos)の取引量が3500%以上急増を記録

アプトスの取引量が3500%以上急増

アプトス(Aptos/APT)は最近、1 日の取引が 3,570%の驚異的な増加を記録した事がわかった。

CoinMarketCapより画像引用

クリックして稼ぐブロックチェーンゲームTapos 2の発売後、アプトスの取引量は3,570%増加。この急増は、APTの1日の取引量が過去最高の1億1,540万件に達したオリジナルTaposの影響を反映。現在APTは取引量で上位3位のレイヤー1(※L1 )ネットワークにランクされており、ブロックチェーン分野での Aptos の存在感が高まっていることを浮き彫りにしている。

この急増を受けて、APT価格は6.59ドルから6.95ドル(980円から1,030円)に上昇し、過去1週間で+25%の上昇となった。トークンが主要なテクニカルレベル20日間EMAの6.04ドル(約899.5円)と50日間SMAの6.45ドル(約960.6円)に近づくにつれて、価格は7.65ドル(約1139.3円)と8.87ドル(約1,321円)の抵抗を突破して9.06ドル(約1349.3円)に達するか、勢いを維持するのに苦労する可能性がある。調整が発生した場合のサポートは5.21ドル(約775.95円)前後になると予想されている。

Tapos採用がアプトスの強みを浮き彫りにする

Aptos ブロックチェーンは、イーサリアム(Ethereum)やソラナ(Solana)など、第1世代スマートコントラクトネットワークのより優れた代替手段として、元 Facebook エンジニアによって2022年に開始されている。

より高い容量を示しているものの、ネットワークはまだあまり採用されていない。しかし、Tapos Catやその他の分散型アプリケーションの登場によって、プラットフォームに新しい波が押し寄せているのも事実だ。Tapos Catは、仮想猫をタップすることでHEARTトークンを獲得できるタップツーアーンゲームで、ガス料金がかかるものの、ごくわずかで、最初の72時間のプレイ時間は無料のため、より多くのユーザーが試用している。

興味深い点として、大量のトランザクションがネットワークトランザクションコストに影響を与えていない事で、より多くのトランザクションを処理しても、ガス料金は非常に低いままである。これは、オンチェーンアクティビティに関係なく、高パフォーマンスを発揮できるスケーラブルなL1コントラクトとしてのネットワークの強みを強調している。

今年は採用が増加しており、2024年には2,000万人のユニークユーザーと、すでに10億を超えるトランザクションが処理されており、ネットワーク上でさらに多くのDeFi(分散型金融)プロトコルが起動しているため、今年はTVL(ロックされた合計価値)が2倍になると予想されている。パフォーマンスが低迷している理由はいくつかあるものの、最も大きな要因はAPTトークンの複数回のロック解除で供給量が増加したことにある。なお、同プロジェクトは2024年5月から毎月11日と12日に1131万トークンのロック解除を行っており、2026年10月まで継続される予定だ。

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