バイナンス先物、XRPを追加|10%上昇を記録

バイナンス先物、XRPを追加|10%上昇を記録

世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの先物取引所である「Binance Futures」は、新たにリップル社の管理通貨である仮想通貨XRP(リップル)を追加した。これによりBinance Futuresで取り扱われる仮想通貨は計4通貨となる。

昨年9月、バイナンスはBinance Futuresを発表し、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)を随時追加していた。現時点では、BTCの先物取引レバレッジ上限は125倍まで設定可能であり、その他の通貨は75倍までとユーザーの投資機会を拡大している。

【速報】バイナンス先物のレバレッジ倍率、「125倍」まで引き上げ

2019.10.18

既にXRP / USDTは、Binance Futuresにて取引可能な状況となっている。そのため多くのユーザーがBinance Futuresへと殺到し、価格は上昇。24時間のXRP価格は約10%の上昇率を記録している。

バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao氏は先日、バイナンスプラットフォーム全体の目標を発表し、主に法定通貨のサポート拡充と買収について意欲的な考えを示している。今回の発表は昨年、価格に苦しんだ仮想通貨XRPにとっては非常にいい影響となった。

そしてXRP / USDTをはじめとする計4通貨の先物取引を目的に、世界各国のユーザーがバイナンスへと集まることが期待され、それに伴う法定通貨のサポートにつながることが予想されている。