5分間に5億ドル相当のテザーが、仮想通貨市場に流入

5分間に5億ドル相当のテザーが、仮想通貨市場に流入

米ドルに裏付けられるステーブルコインTether(テザー / USDT)に大きな動きが見られた。テザーは6日、約1時間30分の間に時価総額が5億ドル(約540億円)増加したことをCoindeskが報じた。報道では、テザーの時価総額の上昇とともに、ビットコイン価格も最高値7800ドルの上昇を記録し、テザーの価格操縦に関係してることを示唆した。

仮想通貨やビットコインの時価総額データを提供するCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)のデータによると、テザーの時価総額が41億4,000万ドルから46億5,000万ドルへと急激に増加した直後、ビットコイン価格が急騰したという。

しかし現在、テザー社はUSDTの発行に際してOmni、Ethereum、Tron、Liquidなど、異なるブロックチェーンネットワークを介して発行されており、コインマーケットキャップの時価総額情報も不確定な点もあることから、テザーがビットコイン価格に影響を与えた可能性を完全に肯定することはできない。

現在の状況から考えられることは、以下の2パターンが現実的であると考えられる。

・潜在的な投資家らがテザーを購入。
・テザーが裏付ていないUSDTを発行し、ビットコインを購入。

テザー社は現在、ビットコインの価格操縦について各国の投資家、ユーザーから疑いの目が向けられている。この価格操縦の噂は、テキサス大学のジョン・グリフィン教授とオハイオ州立大学のアミン・シャムス教授が2018年6月に公表した「テザーがビットコインの価格操縦に関与している」とした文書がきっかけである。

もちろんテザー社は今年10月、価格操縦の論文が誤った仮説に基づくものであり、未公開で非査読の論文であるとして完全否定する声明を発表している。ビットコインよりも高い取引量を誇るテザーは、ビットコインの価格上昇、下落に大きな関係性を持っているのは事実であるが、人為的に操縦されたかどうかを証明することは難しい。

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