テザー(Tether)のUSDT時価総額、350億ドルを超える新記録

テザーが時価総額350億ドルを超える

2月25日、テザーのUSDTステーブルコインの時価総額が350億ドルを超え、世界最大のステーブルコインとしての地位をさらに確固たるものにした事が分かった。

仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)と密接に提携しているテザーは、Algorand(アルゴランド)、Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)のSLP(Simple Ledger Protocol=単純な元帳プロトコル)、Ethereum(イーサリアム)、EOS(イオス)、Liquid Network(リキッドネットワーク)、Omni(オムニ)、Tron(トロン)など、さまざまなブロックチェーンで機能している。

CoinMarketCapより画像引用

CoinMarketCapの調べによると、テザーの2月26日時点の価格は、1USDT=106全前後で推移しており、前日同時刻比0.14%、1週間で0.01%の上昇を見せており時価総額も37兆1,536億円を超えている。時価総額で3番目に大きい仮想通貨にランク付けされているテザーは、機関投資家や企業の需要が高まる中、過去2カ月で急速に上昇しており、すべてのライバルステーブルコインの合計時価総額を上回っている。

重荷をおろしたテザーの現状

テザーと親会社を共有しているビットフィネックスは、NEXTMONEYの2月24日付け特集記事「Tether(テザー)社とBitfinex社がNYAGと和解|ビットコイン業界にとって前向きな一歩」で報じているように、8.5億ドルの不正融資疑惑を巡る裁判について、係争中となっていたNYAG(米ニューヨーク司法当局)に対し、和解金1,850万ドル、約19億6,000万円を支払うことを同意し、終息へと向かった。

グレーなイメージが付きまとう係争問題が払拭されただけではなく、トークンによって関連ユーザーがボラティリティを回避できるため、eコマースおよび決済分野でのUSDTの需要が急増している。

テザーのパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)CTO(最高技術責任者)はこの件について次のようにコメントしている。

私たちの成長は、デジタルトークンエコシステム全体におけるテザーの有用性を反映しており、ビットコインの時価総額は最近1兆米ドルを超えています。仮想通貨市場はレガシー金融システムを混乱させており、テザーはこの点で重要な役割を果たしており、市場内の無数のプロジェクトに力を与えています。代替の金融システムを構築するのと同じくらい克服できないと考えられていた課題を、一緒に克服しています。

Tether(テザー)社とBitfinex社がNYAGと和解|ビットコイン業界にとって前向きな一歩

2021.02.24

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