米国議会のメンバーは、仮想通貨の匿名性の性質が、国内のテロ資金供与をどのように影響を与えているかのニアリング調査を行っていることが明らかになった。
※動画は全編英語で放映されており、日本語訳が必要な場合は、画面右下に表示されている「字幕」アイコンをクリックした後、「設定」アイコンを開き、表示されtメニューの中から、「字幕」→「自動翻訳」→「日本語」の順に設定することで大まかな日本語訳が表示されます。
「Virtual Hearing – Dollars Against Democracy: Domestic Terrorist Financing in the Aftermath of Insurrection(仮想ヒアリング-民主主義に対するドル:暴動の余波での国内テロリストの資金調達)」の公聴会の中で、1月6日の議会議事堂での暴動でデジタル資産が果たした役割について、専門家にヒアリングを行った。
先月、Chainalysis(チェイナリシス)は、さまざまな右翼過激派のパーソナリティへの合計500,000ドルを超えるビットコインの転送を確認しており、そのうちのいくつかは、ブロックチェーンベースのストリーミングプラットフォームであるDLiveと、その親プラットフォームのBitTorrentトークン(BTT)のイベントに関係していたことが分かっている。
これの件に関して、Global DisinformationIndexのCTOであるダニエル・ロジャース(Daniel Rogers)CTO(最高技術責任者)は次のように語っている。
私たちの研究では、右翼過激派の資金源として、デジタル資産の使用との間には相関関係があるようです。
ロジャース氏によると、これらのグループは時間の経過とともに、従来の資金調達サイトからますます匿名化された仮想通貨に資金源を移行しているとのことだ。その一方で専門家は、仮想通貨のトランザクションについては、追跡する方法があるため、仮想通貨の匿名性の性質が必ずしも問題であるわけではないことを指摘している。
金融技術タスクフォースの議長であるスティーブン・リンチ(Stephen Lynch)議員も、この件についてコメントしている。
仮想通貨は本質的に悪いものではありません。課題はそれらをシステムに取り込み、適切な方法で規制することです。そういった意味では、財務省は取引所の規制を通じてこれに正しい方法でアプローチしていると思います。
仮想通貨は、適切なツールとスキルセットを使用してアプローチすれば、ブロックチェーンは取引を取り巻く透明性を高めることにもなると助言している。