金融庁、FXcoin株式会社を仮想通貨交換業者として認可
FXcoin株式会社は24日、仮想通貨交換業者として金融庁から正式に認可されたことを発表した。金融庁の認可は、資金決済に関する法律第63条の2に基づいており、金融庁認可の交換業社はこれで計22社となる。
FXcoin株式会社が提供する仮想通貨は現時点で、ビットコイン(BTC)のみ。認可されたことによる取り扱い通貨の上場などについては、現時点では明らかになっていない。
今回の仮想通貨交換業者への認可についてFXcoin株式会社は、次のようの述べている
「当社は「日本の仮想通貨市場の健全な発展と拡大」「日本人の金融リテラシーの向上」の2点を基本理念として、長年、金融業界の様々な部門の第一線にて経験を積んだメンバーが集い誕生した企業です。仮想通貨・暗号資産の総合金融機関となることを目指しております。」
2019年も終わりに差し掛かっている今、金融庁は仮想通貨交換業者の認可を急激に進めている。
最近では、株式会社オウケイウェイの子会社であるLastRootsを、仮想通貨交換業者として正式に認可された。LastRootsは2017年3月から「c0ban取引所」という名称で営業、正式にみなし業者から仮想通貨交換業者となっている。
また今年9月には、LINE株式会社の子会社であるLVC株式会社が金融庁から仮想通貨交換事業者として認可されており、国内の仮想通貨市場への認知度が高まっている。