みなし業者LastRoots、正式に仮想通貨交換業者として認可

みなし業者LastRoots、正式に仮想通貨交換業者として認可

日本の仮想通貨を監督する金融庁は27日、株式会社オウケイウェイの子会社であるLastRootsを、仮想通貨交換業者として正式に認可したと発表した。LastRootsは2017年3月から「c0ban取引所」という名称で営業しており、今回の発表によって正式にみなし業者から仮想通貨交換業者になる。

金融庁が発表した資料によると、取り扱い通貨は同交換業社が提供する独自の仮想通貨「RYO(c0ban / こばん)」のみであるという。さらに今回の発表では、今後の活動について「オウケイウェイヴが保有する年間訪問者数約8,000万人の“感謝経済”にc0banを組み込む」と言及。次のように未来のビジョンについて言及した。

「当社はc0ban取引所の運営を通じて、顧客資産の保護と、仮想通貨c0banの取引量を拡大していくことに注力する考えです。また、オウケイウェイヴ社が保有する年間訪問者数約8,000万人の感謝経済プラットフォームにc0banを組み込むサービスを展開することで、「c0ban」ホルダーの増大、取引量の拡大、流通価値の上昇を図りながら、他にはない現実社会で活用可能な仮想通貨およびそれを利用した新たな経済圏を創出することを目指してまいります。」

またLastRootsの仮想通貨交換業者の認可について、代表取締役社長である古瀬氏は「金融業者として、利用者保護を最優先に位置付け、コンプライアンスとリスク管理の徹底を経営の最重要課題と掲げて取り組んできております。」と、ユーザー第一宣言をしており、今後の活躍に期待が集まっている。

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