ビットコインの神“ロジャー・バー”、仮想通貨BCHを配布|100,000%上昇を公言も、価格は変わらず
Bitcoin.comの元CEO、ロジャー・バー氏は、時価総額4位の仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)を、無料で配布するとフェイスブックでアナウンスすると同時に、BCHの価格が約100,000%上昇することを示唆した。
ロジャー・バー氏はBCHの熱心な提唱者であり、Facebookの彼の友人全員に5米ドル相当のBCHを送ると発言し、「BCHは今後簡単に5,000米ドル相当になる」と語っている。また、彼の友人でないという人でもFacebookにロジャー・バー氏の投稿に、コメントする形でBCHのアドレスを貼り付ければ1米ドル相当のBCHを送信する。と語っている。2019年11月5日現在、1,500件以上のコメントが寄せられている。
BCHの価格が100,000%上昇する具体的な根拠について今回のアナウンスでは触れていないが、ロジャー氏は、ビットコインが1ドル未満だったころから仮想通貨に触れているため、彼の発言に注目が集まっている。
Bitcoin Cashこそが、定義上の”Bitcoin”である
ロジャー・バー氏は2011年頃からビットコインなどの仮想通貨関連事業に投資して来ており、Bitpay、Kraken、Ripple、Blockchain.infoなど、今でも知名度の高いサービスに先見の明を見出していた。そのため、彼の初期段階からの支援を功績から「ビットコイン・ジーザス」という愛称を得ている。
それほど、初期段階からビットコインに目をつけて来たロジャー氏だが、現在のビットコインに当時魅力的だった「送金を安く・早く・どこでも・誰にでも行える」という特徴は無く、代わりにBCHがその全ての特徴を兼ね備えている。と考えている。
ビットコインには、オフチェーン技術を利用し、少額決済を目的として開発されている「ライトニングネットワーク」というものがある。現在ロジャー氏はBCH派として、ライトニングネットワーク支持者層とは対立的な立場になるが、少額決済市場でどちらが優位に立てるのだろうか。
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