大手マイニングBITMAIN、新たに2つの採掘マシンを発表
世界最大の仮想通貨用ASICを開発しているBITMAINの創業者Jihan Wuはドイツのフランクフルトで行われたWord Digital Mining Summit(WDMS)において新たなBTC、BCH用のマイニングマシン S17+、T17+を発表した。新たな2つのマイニングマシンは従来の物と比較して電力効率とハッシュレートが改善されている。
公式ページを確認すると、Antminer S17+のハッシュレートは73TH/s・電力効率40J/TH、Antiminer T17+のハッシュレートは64TH/s・電力効率50J/THになっている。また新たなマシンに搭載されているデュアルチューブの放出技術も改善されており、吸気口と排気口の間のスペースも50%削減されている。
BITMAINは2019年の9月にもS17eとT17eのマイニングマシンをリリースしており、約1月後の感覚を開けて新たなASICをリリースすることになる。S17eのハッシュレートが64TH/sであったため、今回のS17+ではハッシュレートが毎秒9TH/s上昇している。
ASICは「Application Specific Integrated Circuit」の略で、特定用途の為の集積回路を意味している。ビットコインが誕生した当初はPCを使用したマイニングを行なっていたが、徐々に計算能力がCPUでは足りず、特定の仮想通貨専門のASICをBITMAINが開発しだした経緯がある。
注文開始は日本時間12日のAM02:00から
現在価格は未定で、どちらのマイニングマシンも日本時間2019年10月12日のAM02:00に注文が可能になる予定で、到着は同年12月1~10の間になる支払い方法は仮想通貨であればBTC・LTC・BCH、法定通貨の場合はPaypalもしくはUSDの送金から選択可能です。