FBI、QuadrigaCXユーザーに情報提供を要請

FBIがQuadrigaCXユーザーに情報提供を要請

カナダの暗号通貨取引所であるQuadrigaCXの創業者ジェラルド・コットン氏が昨年12月9日に死亡したことで約$1億9千万カナダドル分のBitcoin等が入ったコールドウォレットの暗号キーを失いQuadrigaCXユーザーがコインを失った事件で、QuadrigaCXのコールドウォレットは2018年4月から残高0だった事が判明した。

これに対し、アメリカ連保捜査局(FBI)は顧客に対して情報提供を要請していることが明らかとなった。

年初、QuadrigaCXは、創業者の予期せぬ死亡により、1億4500万ドル以上の資金が手に入らなくなったため、債権者保護を申請した。

コールドウォレットとして利用されていた6つのウォレットのうち5つは2018年4月から空の状態だった。他の暗号通貨取引所からこの6つのウォレットへビットコインが送られ、ここから更にQuadrigacxのホットウォレットに送られていた。

6つのウォレットは2014年4月から2018年の4月までの5年間利用されており、ピーク時には2,776BTCの残高があった模様だ。

FBIは、調査に回答した人々は、調査に役立つ可能性のある追加情報を求められる可能性があると指摘している。

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2019.02.05