ラップドビットコインの取引量が急増
ラップドビットコイン(WBTC)のUniswap取引量が、2月6日に過去最高の1億4300万ドル近くにまで上昇した事が分かった。
CoinMarketCapより画像引用
大手メトリックサイトのCoinMarketCapの調べによると、WBTCにおける最も取引量が多い銘柄がUniswapで次いでビットコインとなっている。
取引量は、2月6日に過去最高の1億4300万ドル、約150億円近くにまで上昇。WBTCは、2020年の夏以来、急成長しているDeFiエコシステムの主要コンポーネントとして独自のものになっている。DEX(分散型取引量)の増加は、オンチェーン仮想通貨取引への欲求が依然として上昇していることを証明していると言える。
DeFiはスマートコントラクトと呼ばれる自動的に実行されるスクリプトを使用し、銀行などの信頼できるサードパーティの代わりに分散型ブロックチェーンネットワークを使用して、ローン、資産スワップ、有利子預金などの金融商品やサービスを提供するシステムだ。DeFiはいくつかのブロックチェーンで開発されているが、ボリュームとアクティビティの大部分は現在イーサリアムネットワーク上にある。
ラップドビットコインは、ビットコイン保有者が行動に参加するのを助けるために作成されもので、信頼できるカストディアンのネットワークにネイティブビットコインを預けることで、BTC保有者は1:1の比率でWBTCを受け取ることが可能になる。
WBTCの量は、2020年2月の初めから1日あたり平均100万ドル未満から1億ドル近くまで、数カ月間で急速に増加している。renBTCやtBTCなどの他のビットコインオンイーサリアムトークンと組み合わせると、ビットコインはDune Analyticsによると、Ethereumブロックチェーンも現在、過去最高のレベルであり、166,000 BTC以上、またはビットコイン供給全体の0.75%以上である。