OKXがバイナンス撤退後、仮想通貨取引所とウォレットサービスを開始

OKXがバ仮想通貨取引所とウォレットサービスを開始

取引量で最大のCEX(中央集権型取引所)の1つであるOKXは、オランダでCEXとWeb3ウォレットを開始すると発表し、バイナンス(Binance)が失った市場シェアを奪取した事がわかった。

日本語訳:
オランダで仮想通貨交換サービスとWeb3ウォレットを開始します。🇱
✔スポット取引と変換サービス
✔ +150 種類の暗号通貨
✔ +60 暗号通貨ユーロペア

バイナンスがオランダから撤退したことで、OKXは昨(2023)年にバイナンスが失った市場シェアの一部を獲得することになる。なお、OKXは、7月3日までのサインアップに対して50ユーロ(約8,500円)のウェルカムボーナスも導入している。

2024年6月3日(月曜日)、同取引所はXで、150以上の仮想通貨と60の仮想通貨ユーロ取引ペアをサポートする予定であると発表。注目点は、同取引所は4月10日に「Okcoin Europe Ltd.」からOKXにブランド名を変更している事だ。発表によると、OKXは地元のオンライン決済会社iDEALと提携し、オランダのユーザーが自分の口座から簡単に資金を入金および出金できるようにした。さらに、ユーザーはSEPA(単一ユーロ決済圏)を使用し、ユーロの入出金も無料でできる。

OKXは自己管理型Web3ウォレットも開始

CEXプラットフォームに加えて、OKXはオランダのユーザー向けにOKX Walletと呼ばれる自己管理型Web3ウォレットも開始している。

OKXヨーロッパのゼネラルマネージャー、エラルド・グース(Erald Ghoos)氏は、ウォレットと取引所は顧客からのフィードバックを検討した専門家チームによって慎重に作成されたと述べたうえで、次のように述べている。

オランダ銀行(DNB:De Nederlandsche Bank)の仮想通貨サービスプロバイダー登録とマルタの仮想金融資産サービスプロバイダーライセンスを保有しています。

2024年5月24日(金曜日)、OKXは香港でのVASP(仮想資産サービスプロバイダー)ライセンスの申請を取り下げている。同取引所は5月31日に同地域での業務を停止。しかし、OKXは仮想通貨企業にとって最も急成長している都市の1つを離れた主な理由については現在まで説明していない。

バイナンスのオランダ市場からの撤退以来、同国の仮想通貨市場では多くの取引所が市場シェアの大半を占めているものの、バイナンスは当局との協力。5月に入ると、オランダ当局がZKasinoに関連する3,000万ドル(約46.8億円)のオンライン詐欺を暴くのを支援しており、次のように述べている。

バイナンスは、ギャンブルからの脱出詐欺の捜査でオランダ当局を支援したことを誇りに思います。当社の調査チームは、数百万ユーロの回収を主導しました。

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