コインベースのステーブルコインを調査する監査企業、100億ドル以上の顧客資産を監査
米国の大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)のステーブルコイン「USDC」の監査を担当し、仮想通貨市場で優れた監査会社として有名なGrant Thornton LLPは2019年第1四半期(1月〜3月まで)、100億ドル以上の顧客資産を監査したことを発表した。
Grant Thorntonは、仮想通貨取引所や仮想通貨カストディサービスなどを提供する、15〜20のユーザーに対して、サービスを提供しており、監査は顧客の保有または投資が本当に存在し、請求された数量で公正に記載されていることを立証している。
Grant ThorntonのForensic Technology Services責任者であるJohnny Lee氏は、次のように述べている。
「今年の最初の3ヶ月間に、40の暗号通貨と1億以上のアドレスに対してそれを実行しました。
まず、あなたが自分の資産として主張している資産を所有し、管理していることを証明できますか。そして第二に、それらの資産は本当に存在していますか。そして、あなたはそれを証明できるでしょうか。」
同社は仮想通貨に関連する技術プラットフォームおよび、監査方法の開発に4年を費やしているようであり、資産管理の担当者であるMarkus Veith氏は「厳格な監査基準を満たすレベルの正確さで、これらのサービスを提供することが可能である。」と述べている。
実際にその結果、企業がさまざまな仮想通貨で保有しているものを、独自に検証することが可能になったという。