BybitがMyBankで銀行サービスに参入、法定通貨と仮想通貨の統合を加速

BiybitがMyBankを通じて銀行サービスに参入し、法定通貨と仮想通貨の統合を進めることを表現したイメージ画像

新たな銀行機能で国際送金と資金管理を一つのプラットフォームへ

仮想通貨取引所Bybit(バイビット)は、2026年2月に個人向け銀行サービス「MyBank powered by Bybit」を立ち上げる計画を明らかにした。

日本語訳:
新たな金融時代の幕開け。2026年のBybitトレーダーの未来をご覧ください。

MyBankは法定通貨と仮想通貨を同一のアカウントで扱える仕組みを備え、規制当局の承認を条件に段階的に提供される予定だ。MyBankアカウントでは、ユーザーに個別のIBAN(国際銀行口座番号)が付与され、最大18種類の通貨による送金に対応する。これにより、国際決済と仮想通貨取引を同じプラットフォームで完結できるようになる。サービス開始時は米ドルがサポートされ、その他の法定通貨も順次追加される見通しだ。

ベン・ジョウ(Ben Zhou)CEO(最高経営責任者)は、法定通貨の入金、請求書支払い、給与受取、仮想通貨への即時変換といった機能を1つの口座で利用できる点を強調した。KYC(本人確認)を完了した利用者は、自身の名義でこれらのサービスを利用できる。

BybitはMyBankの展開に向け、QNB(カタール国立銀行)、DMZ Finance、ジョージアで認可を受けたPave Bankなど複数の金融機関と提携している。取り扱い通貨や対応地域は、各国の規制枠組みの承認を経て決定される。

国際展開とユーザーへの実務的な利点

MyBankは、従来の銀行口座の利便性と仮想通貨取引機能を統合したサービスとして位置づけられる。ユーザーは法定通貨と仮想通貨の資金管理をひとつのアプリで行えるため、資金移動や決済の導線が大幅に簡素化される。

BybitはUAEにおける展開も強化しており、AED建ての銀行入出金を可能にした。現地の規制枠組みを通じて、UAEの銀行とBybitアカウント間の直接送金が利用できるようになった。2026年2月28日までは、最大75万AEDの報酬プールや入金手数料無料キャンペーンも実施される。

同社はさらに、実世界資産のトークン化を支援する機関投資家向けのカストディサービスも準備している。米国市場への参入計画も継続しており、金融機関との協議を通じて上場に向けた環境整備が進んでいる。

MyBankの導入は、取引所が銀行サービスに踏み込み、仮想通貨と法定通貨の境界を縮める潮流を象徴する動きとなる。Bybitは取引所という枠組みを超え、総合的な金融プラットフォームへと進化しつつある。

 

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム