コインベース(Coinbase)、米国トレーダー向けレバレッジ5倍のXRPとSolanaの無期限先物を開始

コインベースがXRPとSolanaの無期限先物を開始

コインベース(Coinbase)は、米国トレーダー向けにNano XRP(ナノXRP)とNano Solana(ナノソラナ)の無期限先物取引を開始した。

日本語訳:
見逃した方へ:米国パーペチュアル型先物商品群が拡大中です。
nano SOLとnano XRPのパーペチュアル型先物がCoinbaseデリバティブで取引可能になりました。

コインベースは2025年8月19日(水曜日)、リップル(Ripple/XRP)とソラナ(Solana/SOL)に連動した無期限先物取引の開始を発表し、米国顧客向けのデリバティブ商品ラインナップを拡充。この新たなNano XRPとNano Solanaの無期限先物は、同社が7月30日にNano Bitcoin(ナノビットコイン)と(Nano Ethereum)ナノイーサリアム向け無期限先物取引を開始したことに続く動きだ。

同社は、XRP無期限先物を開始することで、米国の仮想通貨デリバティブ市場におけるリーダーシップを強化し続ける狙いだ。同社によるXRP無期限先物の開始は、米国の仮想通貨デリバティブ市場における大きな一歩であり、トレーダーは規制され、安全かつコンプライアンスに準拠した方法でレバレッジをかけた仮想通貨取引にアクセスできる。レバレッジ取引オプションの選択肢を拡大することで、高まるトレーダーの需要に対応していく構えだ。

XRP無期限先物の特徴

今回発表されたXRP無期限先物は、5年満期を特徴としており、月々のロールオーバーは不要だ。

米ドル決済の契約は10XRPで、最大5倍のレバレッジを提供。オフショア無期限先物の柔軟性と米国の規制への完全な準拠を兼ね備え、安全な取引環境を提供する。満期日が固定されている従来の先物契約とは異なり、無期限先物では、トレーダーはロールオーバーの複雑さなしにポジションを無期限に保有できるため、価格がスポット市場と連動する。ナノXRPの契約は1契約あたり10XRP、ナノSolanaの契約は1契約あたり5SOLを表し、どちらも米ドル建てで決済され、資金調達レート調整によってスポット価格を綿密に追随する。

以前のナノ商品と同様に、これらはCoinbase Derivatives(コインベース・デリバティブ)で取引される。なお、Coinbase Derivativesは、CFTC(米国商品先物取引委員会)に指定契約市場として登録されている。

Coinbaseの永久先物への進出は、急速に拡大する永久債市場におけるシェア獲得に向けた同社の試みを浮き彫りにしている。

 

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。