2019年、最大のファンダメンタルと呼ばれたシカゴオプション取引所(cboe)の「ビットコインETF」。結界的に承認判断される2月27日を迎える前に申請を取り下げることとなっていた。
しかし今回、申請を取り下げていたシカゴオプション取引所(cboe)は30日、VanEck(ヴァンエック)社とSolidX(ソリッドエックス)社と協力し、再びビットコインETF「VanEck SolidX Bitcoin Trust」の申請をしたことが明らかとなった。
今回の再申請はVanEck(ヴァンエック)社のデジタル資産戦略担当ディレクターであるGabor Gurbacs氏のツイートによって明らかとなった。
The VanEck SolidX Bitcoin ETF proposed rule-change has been submitted by CBOE. Hard work by all teams involved. Public document: https://t.co/X25lOPjiFS pic.twitter.com/C9FP4adDE8
— Gabor Gurbacs (@gaborgurbacs) 2019年1月31日
申請の再提出については今月23日、シカゴオプション取引所(cboe)自ら申請の取り下げを行なった際に「SECの影響が解決された時、ビットコインETFの再申請を行う。」と見解を述べていた。しかし、これほどのスピードで再申請が行われるとは誰もが予想していなかったことである。
ビットコインETF「VanEck SolidX Bitcoin Trust」の経緯
2018年6月、シカゴオプション取引所(cboe)はビットコインETF「VanEck SolidX Bitcoin Trust」の申請を行い、当初は2018年8月10日に申請の承認結果が明らかになる予定であった。
しかし、米証券取引法によって定められる審議によって「必要な日数の延長をおこなるため」との理由から最大延長日数である「90日」まで延長、承認決定日を2018年9月30日まで延期したのだ。さらに、2018年9月30日に承認決定を予定されていたビットコインETFは、ここからさらに延期される結果となり最終の承認予定日「2019年2月27日」となった。
2019年の最終延期からビットコインETFには大きな注目が集まっていたが、投資家の嫌いとは裏腹に意外な展開となった。シカゴオプション取引所(Cboe)のビットコインETF「VanEck SolidX Bitcoin Trust」を1月23日、承認判断される2月27日を迎えないまま取り下げることを発表したのだ。
これらの理由として「1ヶ月以上にも及ぶ米政府機関の一部閉鎖」とし、シカゴオプション取引所(cboe)自ら申請を取り下げた。