取引所バイナンス、クレジットカードで4つの仮想通貨の支払いを可能に
世界の仮想通貨取引所において年間トップの取引量を誇る大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は、CEOであるCZ氏を中心とした仮想通貨やブロックチェーンに関する戦略を進めている。
取引所Binance(バイナンス)は31日、同取引所の公式サイトにて大手決済会社Simplex(シンプレックス)との提携を発表した。この発表の真の目的としてユーザーや投資家は同取引所バイナンスプラットフォームの4つの仮想通貨をクレジットカードおよび、デビットカードで購入することが可能となる。
また使用できるクレジットカードも発表されており、「Visa(ビザ)」および「MasterCard(マスターカード)」で購入が可能だ。
#Binance Enables Debit and Credit Card Paymentshttps://t.co/EuJSsaHsQU pic.twitter.com/5uhflUcmXL
— Binance (@binance) 2019年1月31日
今回、提携を発表された4つの仮想通貨は次の主要な仮想通貨である。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
公式発表の詳細
バイナンスは今回の発表に関して「クレジットカード支払いを受け入れることによって、バイナンスは世界中で仮想通貨がより広範な使用とアクセス可能性になることをサポートします。」と発表、これに続けてバイナンスのCEOであるCZ氏は次のようにつづけた。
「Simplexと提携することで、クレジットカードの支払いとトレーダーのための暗号との間のギャップを世界規模で即座に埋めることができます。Binance.comでは、クレジットカードで暗号を購入して数分で取引を開始できます。」
実際にクレジットカードで仮想通貨の購入は数分で完了することが可能であり、公式発表の詳細では最短で「約10分」で送金が完了し、手数料も「3.5%もしくは約10ドルほど」で購入できるという。
今回の発表の最後にCZ氏は「「仮想通貨の業界は未だ初期段階であり、世界中のほとんどの資金は未だに横ばいの状態です。フィアット(法定通貨)ゲートウェイの構築は、エコシステムの拡大、採用の拡大および、多くのユーザーへの暗号化の導入に今、必要なことです。」と発言、仮想通貨の未来が明るいことを確信しているようだ。