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dAppsやソーシャルAppを提供するLOOM|SDKを利用したRPGゲーム「coins&steel」を発表
ゲームやソーシャルアプリのブロックチェーンエコシステムを提供をするLoom Network(LOOM)は、同プラットフォームのsoftware development kit(SDK)使用して新たに開発したゲーム「coins&steel」を発表した。
Loom Networkによって新たに開発されたゲームcoins&steel(コインズ・アンド・スティール)は広大なゲームの世界でリアルタイムで対戦を楽しむことができるファンタジーロールプレイングゲームで、同時に多数のプレイヤーと協力したり対戦したりすることができるゲームになっているという。
coins&steelは、すでにリリースされている人気MMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロールプレイングゲーム)RuneScape(ルーン・スケープ)とよく似た本格的なブロックチェーンロールプレイングゲームとなっており、ゲームを楽しみながらブロックチェーン技術について学ぶこともできる。
https://twitter.com/loomnetwork/status/1064848013745692672
coins&steelの特徴
- アイテムを作成
- PvP(対人対戦)
- PvE(コンピューター対戦)
- キャラクターカスタマイズ
従来のロールプレイングゲームと同じように、ゲーム内で得た知識を使い装備品などのアイテムを作成したり、PvP(対人対戦)やPvE(コンピューター対戦)で経験値を稼ぎレベルアップ。
また、鍛治師や魔法使いなど他にも職業を選びキャラクターをカスタマイズすることもできるという。
【coins&steel】で使用できるトークン仕様
coins&steelのゲーム内で使用されるトークンは、ERC-20をベースにしたSTEEL(STL)となっている。STLはcoins&steelの中で獲得することができ、Ethereum(ETH)や現金といつでも交換することができる。
また、coins&steel内で獲得した装備品を作る為の素材やアイテム、ペットはERC-721やERC-20トークンとのレバレッジとなっているという。これらの全ては、coins&steelのマーケットにて交換や売買することが可能。
さらにcoins$steelにあるペットシステムではCryptoKitties(クリプトキティーズ)で育成した猫をcoins&steelに移すことができるという。移行された猫は同じデータを持っているが、coins&steel用に見た目が変化し戦闘能力を持つことになるという。このようなケースはCryptoKittiesでは初のケースとなる。
coins&steelを開発したLOOMとdapps市場について
coins&steelは、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)、セキュリティ向上の為にLoom Networkへの移行を決定した。これにより、ゲームロジックがオンチェーンとなりDappsチェーンとレバレッジされ、トランザクションが即時に可能となり、ゲームプレイが改善された。
LOOMの時価総額は記事作成時点で約2870万ドルとなっており、仮想通貨ランキングで109位にランクインしている。
最近に始まったことではないが、e-sportsやゲーム業界での仮想通貨の導入やブロックチェーン技術の導入などが一般的になっている。
現在、世界中で大人気のゲームFortniteがデジタルマネーを採用している他、現在開発中であるブロックチェーンゲームPlague Huntersがソニーのプロセスレビューに合格しプレイステーションで初めてのブロックチェーン搭載のゲームになる可能性があるなど、今後のゲーム業界と仮想通貨、ブロックチェーン技術の動向には期待して注目していきたいところである。