ドラクエウォークで人気の位置情報ゲームがブロックチェーンゲームで登場|MAGIC LAND(マジックランド)

9月12日にリリースされた、iOS/Androidで配信中のスクエア・エニックスの位置情報ゲームアプリ「ドラゴンクエストウォーク」のダウンロード数がリリース開始からわずか一週間で500万DLを突破した。

ドラゴンクエストウォークは、ドラゴンクエストシリーズやファイナルファンタジーシリーズでお馴染みの世界的ゲーム企業『スクエア・エニックス』と、白猫プロジェクトや黒猫のウィズなどのスマホアプリを中心としたゲーム企業『コロプラ』が共同開発した、GPS機能を用いた位置情報ゲームアプリである。

実際の位置情報と連動したマップ上にドラクエシリーズお馴染みのモンスターが出現し、装備を集め強敵に挑んでいくという、まさにドラクエの世界に入り込んだかのようなゲームとなっている。
ドラクエの世界観と位置情報ゲームの相性は非常に素晴らしく、リリースから一週間で500万DL、さらに月次売上予測は約37億円という大人気ぶりだ。
また、ドラクエのストライク世代的にも金銭的に余裕のある30代以上が中心であることも一つの要因となっているのだろう。

位置情報ゲームの火付け役と言えば2016年7月にリリースされたポケモンGOだ。
ポケモンGOは若年層、中高年層まで幅広い世代から未だに根強い人気を誇っており、先日もミュウツーのレイドバトルが復活し、出現ポイントには多くの人だかりができている。

ポケモンGO以降、ウォーキングデッド、ジュラシックワールド、妖怪ウォッチ、ハリーポッターなど、数多くの有名タイトルが位置情報ゲームをリリースしている。

ポケモンGOは世界累計10億DLを記録しており、対するドラクエウォークは日本国内のみの配信となっている。
ドラクエは国内でこそ絶大な人気を誇るが、ポケモンの知名度と人気には少々劣ってしまうだろう。

それでも位置情報+RPGの相性は抜群であり、NEXTMONEYチームも絶賛どハマリ中である。(NEXTMONEY堀口は既に3万課金済み)

位置情報ゲームはプレイヤーを選ぶ?

位置情報を利用したアプリやゲームなどは、ハマる人と全くハマらない人とに分かれるゲーム性だろう。

外に出ないと遊べないというのは面白い要素ではあるが、家で遊びたい人にとっては捗らないゲームとなってしまう。
正確にいうと家でも遊ぶことは出来るが、ドラクエウォークを例に挙げると外出しなければストーリーを進めることが出来ない。

また、ドラクエウォークには「全国おみやげ」という地域限定のアイテムが存在しており、特定のスポットに行くかフレンドからおみやげを貰うことで図鑑を埋めていくことが可能となっている。

ポケモンGOにも地域限定ポケモンが存在しており、国を跨いで限定化されているポケモンもいる。

希少性が高いという意味では面白みのある要素だが、「アメリカに行かないとGET出来ない」となるとユーザーを選ぶシステムでもある。

ドラクエウォークでもポケモンGOでも特に人気のコンテンツといえば「レイドバトル(DQウォークではメガモンスター)」という、突如出現する大型ボスのマルチ討伐だろう。
これも出現場所に出向かなくては参加することすら出来ない。

都合よくその場所に居合わせることが難しい人も多いだろう。

位置情報ゲームは人気のジャンルだが、ユーザーを選ぶジャンルでもある。

位置情報連動型ゲーム+ブロックチェーンゲーム

株式会社プラチナエッグが現在開発中の位置情報(GPS)連動型ブロックチェーンゲーム『MAGIC LAND(マジックランド)』は、GPSゲームに有りがちな煩わしさを改善した、新しいGPSゲームとなり得る。

さらにブロックチェーンゲーム特有の『ゲーム性』の乏しさも、マジックランドには感じられない。
非常に魅力のある全く新しいブロックチェーンゲームとなりそうだ。

現在のGPSゲームの市場規模はおよそ3000億円と言われており、未だに根強い人気のあるポケモンGOは累計2500億円以上の売り上げを誇る。

マジックランドはブロックチェーンとGPSを用い、仮想世界を舞台に賞金を稼ぐことが出来るゲームを目指している。
マジックランド内の仮想世界は実際の地球の場所と連動しており、世界各地に現れるモンスターを倒していくゲームとなっている。

また先程も述べた通り、GPSゲーム特有の「実際に移動しなければ遊べない」という部分は「放置ゲーム」と呼ばれる、プレイヤーが操作しなくても遊べるタイプのゲームシステムを採用し、従来のGPSゲームよりも幅広いユーザーを取り込めるよう開発を進めている。

放置ゲームは近年人気が高まっているジャンルで、プレイヤーが操作していなくても自動で戦闘を続け、経験値やアイテムなどを稼いでくれるようなシステムだ。

GPSゲームならではの「歩く」ことに重点を置いたゲーム性は減少するが、普段歩き回れないユーザーにとっては嬉しいシステムなのではないだろうか。

さらに、従来のGPSゲームでは実際に歩いたり、特定の地点に行かなければゲットできないアイテムなどがあるが、マジックランドでは特定の地点にワープすることが可能である。
例えば、北海道にしか出現しないモンスターがいたとすると、東京に住んでいる人でも家にいながらキャラクターだけを北海道に飛ばすことが出来るのだ。

これにより、位置情報に縛られていたポイントも解決できる。

詳しいゲーム性などについては続報を期待したい。

土地を購入できる

マジックランドでは世界中の仮想土地を購入することが出来る。

現在購入出来るのは日本国内の土地に限るが、今後世界中の国や土地も購入可能となる予定だ。

土地を保有しているユーザーには、その土地の位置情報でプレイしたユーザーが課金などを行った場合、土地所有者に収益がバックされるという配当メリットがある。

さらにゲームプレイヤーさえいれば、土地オーナーは継続的に配当を得られる仕組みとなっている。

マジックランドの国内パブリックセールは10月中に開催予定で、現在はプライベートセールが開催されている。
既にプライベートセールでは日本のほぼ全ての都道府県が完売しており、海外からも高い評価を得ている。

大型モンスター討伐コンテンツ

ポケモンGOでいう「レイドバトル」のような大型モンスター討伐コンテンツももちろん用意されている。

時間経過によって大型のモンスターが攻めてきて、倒すことで賞金がゲットできる仕組みだ。

上記の「土地を購入できる」という仕組みを利用し、ボスが発生した土地のオーナーはより多くの配当を得られるという付加価値もある。

ゲームを楽しみながら、稼ぐことが出来るというブロックチェーンゲームの醍醐味が、このマジックランドというゲームでついに実現しそうだ。