イーサリアムネットワーク上で発行されたDAppsの数は1090個、トークン数は700種以上と判明

イーサリアムネットワーク上で発行されたDAppsの数は1090個、トークン数は700種以上と判明

2017年にイーサリアムネットワーク上で開発された分散型アプリケーション(DApps)の数は1090個であり、発行されたトークン数は700種以上に上ると判明しました。

イーサリアム分析企業であるAlethio(アレシオ)のCrowley(クロウウェイ)氏は、コンセンサス・コミュニティ・デイの最初の登壇で、10万人の新しいユーザーが毎日平均して、イーサリアムのエコシステムに参加し、1日あたり約100万件のトランザクションが処理が行われていると発表しました。

また、現時点で2920万件のユニークアドレスがあると判明しています。

イーサリアムにはスマートコントラクトという、取引が全て記録さてれ、契約が自動的に実行されるというプログラムがあります。

このスマートコントラクトを使用しているDappsにより、多くの仮想通貨のICO(イニシャルコインオファリング)が行われています。

イーサリアムを使用してICOが行われ、大きな価格上昇を見せた、EOSなどはERC20から、独自のメインネットを使用して行くことが発表されています。

EOS(イオス)メインネットローンチ詳細・対応方法 / Ethereum(イーサリアム)を凌駕する期待の仮想通貨 / トークンスワップ対応

2018.05.25

ERC20を使用している仮想通貨が多い分、ERC20同士でサポートしている取引所やウォレットも存在しており、利便性や仮想通貨の新規参入もあることから今後も、イーサリアムを使用したICOや仮想通貨は増加して行くでしょう。

運営の見解

運営の堀口
イーサリアムネットワークは成長を続け、ユーザーの増加に伴い、分散型アプリケーションの開発は新たな時代の幕開けを感じさせます。

懸念点としては、ICOで大量に調達したETHの売り圧力でしょう。

具体例を出すと、2017年にICOを実施したEOSが大量のETHを売っていることで、ETHの価格が下落、市場全体に悪影響を与えていることが考えられます。

これからもイーサリアムがプラットフォームとして猛威を振るい続けることは明らかですが、問題点が多いことも確かです。

果たしてVitalik氏の目指す世界は実現されるのでしょうか。

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