19日、シンガポールに本社を構えるHuobi GlobalがHUSDという新しい方式を発表した。
Find out more about Huobi's new and unique stablecoin solution, the $HUSD. https://t.co/cEFB8wGgUg@PaxosStandard @TrustToken @GeminiTrust @Circlepay #HuobiGlobal #StableCoin
— Huobi Global (@HuobiGlobal) October 19, 2018
HUSDを使用するとHuobiがサポートしているパクサスのPAX、トラストトークンのTUSD、サークルのUSDC、ジェミニのGUSDの4種類の仮想通貨の中から、自分の好きな銘柄を選んで出金することが可能になる。
これら4銘柄のように、特定の法定通貨と関連付けられた仮想通貨のことをステーブルコインという。
通常複数の仮想通貨を取り扱う仮想通貨取引所では、それぞれの銘柄を個別に管理している。例えば10PAXを入金していた場合、取引などの行為を挟まない限り10PAXで保管され続け、出金時も10PAX以外の形を選ぶことは出来ない。
今回のHoubiの発表した方式を用いると、10PAXで入金していた場合でも取引などを行うことなく、10TUSDや10USDCで出金が可能となる。
ただし取引所が十分なステーブルコインを保管していることが、今回Houbiの発表した方式を問題なく運用するための条件となる。Houbiの最高執行責任者であるRobin Zhuは、取引所の保有するステーブルコインの数量が潜在的に不足する可能性を予想した。
このような状況に陥った場合、ステーブルコインを発行者から買い戻すと同氏は語っている。