アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスで今年の年末までにB
先月アメリカの仮想通貨ATM業に特化した企業であるアセナビッ トコイン社(Athena Bitcoin)が、 アルゼンチンで初となるビットコインATMをブエノスアイレスの ショッピングモールに設置したと企業の代表者が発表した。
さらにアメリカに拠点を置くオデッセイグループ(Odyssey Group)は, 年末までにアルゼンチン国内で150台のATMを設置するとし、 その内の80% は2019年1月までにビットコイン取引を可能にする予定だとい う。
アセナビットコイン社はすでに12台のATMをコロンビアに設置している。アルゼンチンは金融危機に直面しており、 今年の年末までにインフレ率は40% を超えるとされ仮想通貨市場の発展に拍車をかけている。
とアルゼンチンのアセナビットコインとの事業を行う部門の業務部 長であるダンテ・ガレアッツィ氏は語った。
ペソは2018年に入り米ドルに対し50% 以上の価値を失っている。
ペソの価値の低下を受け、ペソの価値低下に対する防衛手段としてや市場に投資する機会とし てビットコイン取引が急増しているのを我々は確認している。
オデッセイグループのATMは、 仮想通貨の売買のみをする事が出来るアセナビットコインのATM とは異なり、現金の入出金や口座間の振り込みなど、 従来の銀行取引を行う事が出来るという。
オデッセイグループが保有しアルゼンチンでのATM取引を処理す るオクタゴン社(Octagon) のジェネラルマネージャーであるベゴーニャ・ペレス・ド・ ソレイ氏(Begona Perez De Solay)は
1年間で約1600台のビットコイン取引が可能なATMをアルゼンチンに設置したい。
と希望を述べた。
アセナビットコイン社とオデッセイグループの両社は、 他のラテンアメリカ諸国でも事業を展開したいという野心を持って いると語っている。
またガレアッツィ氏によると、 アセナビットコインは他に発展の可能性がある市場としてチリ、 ブラジル、メキシコに注目しており、 一方オデッセイグループはアルゼンチン内で他に発展の可能性があ る場所を調べているという。
最近仮想通貨ニュースの中でも注目が高まっていますが、自国の法定通貨が安定していない国では簡単に誰でも口座ができ送金できるものは人気がでるのは当然ですね。
そういう場所から実需として、そして通貨としての機能は広がっていきそうですね。