オーストラリア、郵便局でビットコイン支払いが可能に
オーストラリア人は今回の新しい提携により、国の郵便局でビットコイン(BTC)の支払いができるようになった。これによりオーストラリアのローカル仮想通貨取引所であるBitcoin.com.auの顧客は、3,500を超えるオーストラリアの郵便局でビットコインの支払いができるようになった。
Bitcoin.com.auのCEOであるHolger Arians氏は、新しい支払いオプションにより、一部の人々は仮想通貨の購入をより快適に、手軽に行うことができるようになると説明し、次のように続けた。
「多くの人にとって、オーストラリアの郵便局でビットコインを支払うことは、特に初めての購入者にとって、オンラインで送金するよりも安全だと感じています。私たちはこのパートナーシップを誇りに思っており、オーストラリアポストが新しいテクノロジーに対して常にオープンであることを感謝しています。」
さらにArians氏は、Bitcoin.com.auの顧客は、これまでBlueshyft支払いネットワークの1500の小売店でBitcoinの支払いをすでに行うことが可能となっており、SynthetixのKain Warwick氏によって設立されたBlueshyftは、他の数多くの取引所にもサービスを提供している。
過去にも、2019年6月にオーストラリアの郵便局で、ブロックチェーン技術を利用した世界初の切手であるクリプトスタンプを発行するなど、ブロックチェーンをはじめとした技術に積極的な姿勢を見せている。また、現在ますます多くの小売店などの販売店が、仮想通貨での支払いに対応し始めており、ビットコイン自動預け払い機は最近、世界中に設置されており、その数は8,000台を超えている。
最近では、7-Eleven、CVS、Rite Aidを含む全米の20,000以上の小売店でビットコインを現金で購入できるようになったことや、昨年9月には、フィリピン全土のセブンイレブンの店舗でも仮想通貨の販売を開始している。