SEC委員長はビットコインを商品と呼ぶ準部ができている
6月27日(月曜日)のCNBCの経済ニュース番組であるSquawk Box(スクワークボックス)に出演した際、SEC(米国証券取引委員会)のゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)委員長は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)について、公に「商品」と呼ぶ準備ができている唯一の仮想通貨であると述べている事が分かった。
CNBC「SEC Chair Gary Gensler discusses potential crypto regulation and stablecoins」
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同委員長は、特定仮想通貨を証券ではなく商品として分類することへの見解を述べ、仮想通貨市場に対する同委員会の規制監督を強化するための以前の呼びかけにも対処。同委員長によると、米国のすべての主要規制当局は、仮想通貨が非常に投機的な資産クラスであることに同意したと述べている。
SECとCFTC(商品先物取引委員会)はどちらも、ビットコインだけでなく市場に出回っている他の何百ものトークンに焦点を当て、この資産クラスの浮き沈みを長い間追跡しており、米国のすべての主要規制当局は、仮想通貨が非常に投機的であることに同意しているとして、次のようにコメントしている。
これは非常に投機的な資産クラスです。私たちは長い間、ビットコインと他の何百ものトークンの投機的な資産クラスの浮き沈みを知っていました。投資家は、証券に投資するときと同じように、これらのデジタル資産のほとんどからの収益を期待している。
重要な属性を有する事を理由にSEC管轄下に
市場を観察した結果としてSECは、投資家が証券に投資するときと同じように、これらのトークンのほとんどからのリターンを望んでいると結論付けている。
同委員長によると、市場に出回っている多くのトークンには証券の「重要な属性」があり、SECの管轄下に置かれているとのこと。SEC、CFTC、その他のさまざまな銀行規制当局を含む米国の市場規制当局は、投資家を保護する包括的な法律を導入するために多くの作業を行う必要がある。ビットコインと他のいくつかの仮想通貨は商品と見なせることから、仮想通貨市場での公正な開示を求めており、米国はSEC法に準拠していれば、数百のトークンを合法的に市場で運用できるようになっていると述べた。
国民がビットコインへの投資にすでに満足しているかどうかを尋ねられたとき、特にSECがビットコインを商品と呼んでいる今、同委員長はそれが従来の市場への投資と変わらないとして、次のように述べている。
仮想通貨には多くのリスクがありますが、古典的な証券市場にもリスクがあります。