ロンドンを拠点とする世界4大会計事務所の一つである「PwC」は、ブロックチェーン技術やその他の技術について1,000名の従業員に対し2年間の研修プログラムを実施する予定であることがオンラインメディア「Digiday」の報道により分かった。
研修項目は、「ブロックチェーン技術」「3D印刷」「ドローン」などの新技術について学習していくものであり、研修の開始は2019年1月の予定である。
研修責任者であるSarah McEneaney氏は次のように述べた。
私たちは、このプロジェクトにより将来意味のあることを行っていく。競争する力を持ち顧客の求めることに対応するには、今の時点から多くの新技術の知識やスキルをもつことが重要である。
そしてこの研修により従業員の生産性が上がり、問題解決にかかる時間と費用を減らすことができる。
28日には、米仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」の調査により、世界のトップ50位の大学の内42%にあたる21校が仮想通貨またはブロックチェーンの授業を取り入れているという報道もあった。
ブロックチェーンの知識は、世界のあらゆる企業に浸透してきており、その結果大学や貿易分野の学校でもブロックチェーンの教育プログラムを学ぶ機会が増えている。