個人間の送金を目的としている仮想通貨ステラを軸にした仮想通貨取引所ステラXが取引開始したことを9月28日、ステラXの共同創業者であるChristian氏が情報フォーラムMedium上で発表した。
StellarX is launched–free trades, fiat onramp, all kinds of tokens! Still lots to do. But here's a look at where we are and where we're going. https://t.co/BnHGwxD8E0
— StellarX (@stellarxhq) September 28, 2018
ステラXの特徴は大きく3つ存在する。1つ目はピアツーピア技術を生かした取引プラットフォームであることが挙げられる。サーバーに仮想通貨や秘密鍵を保管しているわけではないため、通常の取引所に比べるとセキュリティ面で強くなる。
分散型取引所のようにも見えるが、任意の場所からアクセス可能となっているステラネットワークの取引環境を生かしたGUIだとステラXの公式が説明している。
2つの特徴として、ステラXでの手数料は無料となっている。スパム対策として1回の取引毎に0.00001XLMが要求されるが、この使用料は毎週払い戻される。
最後の3つ目はステラを軸にしていることである。
なおステラXとステラの発行体であるステラ財団とは関係が無いことも、ステラXの公式が明記した。
ステラXはステラの構築と運営を容易にするために新しく設立されたインターステラーによって運営されている。非営利団体であるステラ財団に対してインターステラーは、ステラ財団から独立した商業組織となる。