BSP(フィリピン中央銀行)がフィリピンのために特別に設立されたPDAX(フィリピンデジタル資産取引所)にフィリピンの法定通貨であるペソと仮想通貨やトークンと交換する許可を与えたと6日、情報フォーラムMediumが発表した。
BSPに承認されたことについてPDAXのCEOであるニシャル・ガバ氏は、熟練した仮想通貨のトレーダーだけではなく、投資の将来はデジタルだと信じている人にとってもエキサイティングな時だと語った。
同氏は、金融市場を全ての人にとってより使いやすいものにしたいとも述べている。
PDAXではBTC、ETH、XRP、BCH、LTCの5つの仮想通貨を取り扱う。今後数週間の内にプラットフォーム上で更に多くの銘柄が利用可能の予定となっている。
なお仮想通貨の取引を行うためにはマネーロンダリングの防止や違法な財務活動から顧客を守るために、仮想通貨取引所はいくつかの守らなければならない措置が規定されている。
措置の中にはマネーロンダリング防止協議会への登録、適切なリスク管理とセキュリティ管理システムの維持、BSPの取引要件の遵守及び登録料とサービス料の支払いが含まれている。