コインベース(Coinbase)、英国で暗号資産や株式等を含む最大50倍レバレッジのデリバティブ取引を開始

コインベースがプロ投資家に最大50倍レバレッジを提供を開始

米・暗号資産取引大手のコインベース(Coinbase)は、英国の機関投資家・専門投資家向けに多様な金融資産を対象としたデリバティブ取引サービスの提供を開始した。

日本語訳:
英国のCoinbaseでデリバティブ取引が開始します。資格のあるプロの投資家は、まもなく以下の商品にアクセスできるようになります。→ 先物 → 無期限契約 → オプション 仮想通貨、FX、株式、商品など170種類以上の契約を、最大50倍のレバレッジで取引できます。アクセスは今後数カ月かけて順次展開されます。

今回開始されたデリバティブサービスでは、暗号資産をはじめ、株式、コモディティ(商品)、外国為替(FX)など170以上の銘柄が取引対象となり、提供形式は以下の3種類だ。

無期限先物(パーペチュアル): 満期のない24時間365日取引で、最大50倍のレバレッジに対応。
期日付き先物: 満期日に決済される契約で、レバレッジ上限は20倍。
暗号資産オプション: シングルレッグおよび複数ポジションを組み合わせるマルチレッグ戦略(コール・プット)に対応。

このサービスを利用できるのは、明確な基準を満たした“プロフェッショナル・クライアント=適格投資家”に限定される。FCA(英国金融行動監視機構)は、2021年より個人投資家向けの暗号資産デリバティブ販売を禁じているためだ。

統合プラットフォーム「Everything Exchange」構想

コインベースは7月、FCAからMiFID(金融商品市場指令)に基づく投資サービス認可を取得しており、従来の暗号資産だけでなく伝統的な金融商品の取り扱いが可能になった。

同社英国法人のキース・グロース(Keith Grose)CEO(最高経営責任者)は、この取り組みを「エブリシング・エクスチェンジ(総合取引所)」戦略の一環と位置づけている。同社は直前にも、英国の全ユーザー向けに約4,000銘柄の米国株を対象とした「週5日・24時間取引」を導入するなど、単一アプリ内で暗号資産、株式、デリバティブなどを横断的に売買できる環境整備を急速に進めている。

株式市場の反応と暗号資産の現状

デリバティブ事業の拡大発表を受け、米株式市場のプレマーケット(時間外取引)で同社株(COIN)は一時小幅に反発。直近では全体相場の下落に引っ張られる展開が見られたものの、多角的な金融プラットフォームへの脱皮に向けた足固めが評価されている。

主要な暗号資産であるビットコイン(Bitcoin/BTC)は、CPI(消費者物価指数)発表などのマクロ経済イベントを控え、短期的には神経質な値動きを維持しつつも取引高を伸ばしている。同社は強固な規制順守を強みに、オフショア(無規制)市場に流れていたプロトレーダーの需要を取り込む狙いだ。

 

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。