元Pudgy Penguins創設者ColeThereum、新作NFTの完売で劇的復活

新作NFT完売で元Pudgy Penguins創設者が完全復活

人気NFT(非代替性トークン)コレクションPudgy Penguins(パジー・ペンギン)の共同創設者であるコール・ヴィルメイン(Cole Villemain)氏(通称:ColeThereum)が暗号資産業界に復帰し、新たなNFTコレクション「Spritehood Wisps」4,444個を完売させた。

オンチェーン分析によると、売上は684 ETH(約2億円)を記録。フロア価格は初期設定から上昇を見せる一方、大半のトークンを一部の保有者が占める偏りも指摘されている。

フリーミント撤回と資金目的への批判

今回の販売にあたり、当初のフリーミント=無料発行告知から有料かつ事前告知なしのリリースへ変更された点や、将来の開発費名目での資金確保に対し、業界内からは「金儲け目的の企画(cashgrab)」であるとの厳しい声が上がっている。

また、展開先として選ばれたRobinhood Chain(ロビンフッド・チェーン)では、ミームコインの乱立やセキュリティ上のリスク(ウォレット抜き取りツールや詐欺プロジェクトの横行)が問題視されており、波紋を広げている。

過去の不正疑惑とPudgy Penguins追放の経緯

同氏は過去にも、ECサイト運営時の未発送トラブルや、立ち上げた別NFT「My Fucking Pickle」の価格急落(最高値から98%下落)など、複数の物議を醸してきた。

2022年1月には、Pudgy Penguinsのプロジェクト資金を流用した疑惑により、コミュニティ投票で運営から追放。その後、同プロジェクトは起業家ルカ・ネッツ(Luca Netz)氏へ売却され、実物玩具事業の展開などで再生を果たした歴史がある。

業界内の二分する評価と今後の懸念

ヴィルメイン氏の復帰に対し、過去の経緯を知る開発者やコミュニティからは「過去の成功を盾にした再度の資金集めではないか」と警戒する声が相次いでいる。

本人がSNS上で「マーケティングは過去の手口の焼き直し」と発言していることもあり、懐かしさから歓迎する層と、ラグプル(持ち逃げ)を懸念する懐疑派の間で評価が大きく分かれている。

 

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