各国に広がるマイニング市場で最も大きな市場を確保している企業BitMAIN(ビットメイン)社は、独自の仮想通貨インデックスの提供をスタートした。
今回、提供された仮想通貨インデックスのページには17種類の仮想通貨リストされ、以下の仮想通貨取引所の価格平均をインデックページ表示している。
- Bitfinex(ビットフィネックス )
- Binance(バイナンス)
- Bitstamp(ビットスタンプ)
- Bittrex(ビットレックス)
- GDAX(ジーダックス)
- Gemini(ジェミニ)
- Huobi(フォビ)
- Itbit(イットビット)
- Kraken(クラーケン)
- OKEx(オーケーイーエックス)
- Poloniex(ポロニエックス)
仮想通貨市場に参入するインデックスプラットフォーム
今年に入り仮想通貨市場へとインデックスプラットフォームが次々と参入している。
今回、発表されたビットメイン社の仮想通貨インデックス同様のプラットフォームでは、「AltDex」が提供するインデックスが最も近い存在だ。AitDexでは、100種類の仮想通貨のインデックスを表示し、投資基準をユーザーに向けて提供するためにサービスを運営している。
また今年4月、大手仮想通貨取引所のHuobi(フォビ)は、「Huobi 10 Index」と呼ばれるオリジナルのインデックスサイトを立ち上げ、Huobi 10 Indexに基づいた「HB10」というサービスを発売している。これは、時価総額と流動性の高い仮想通貨を選択しインデックスに表示させている。
さらに、同じくして米大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は今年6月、大手投資家向けに院ベックスフォンドをリリースすることを発表。ビットコインをはじめとする仮想通貨5種類のインデックスを、米居住者および、純資産100万ドル以上または、年収25万ドル以上の大手投資家向けにサービスを提供するとのことである。
Announcing: Coinbase Index Fund is open for investment. https://t.co/IVzeO4C6BK
— Coinbase (@coinbase) June 12, 2018
仮想通貨市場へインデックスを提供するプラットフォームの参入が増加しており、市場からの法定通貨(フィアットマネー)からビットコインをはじめとする仮想通貨へと流入することで、さらにインデックス市場が盛り上がりを見せると考えられる。