XRP Ledger、バージョン3.2.0アップグレードで「rippled」を「xrpld」にリブランド

XRP Ledgerが3.2.0アップグレードで「rippled」を「xrpld」にリブランド

XRP Ledgerはコアサーバーの名称を「rippled」から「xrpld」に名称を変更した。

XRP Ledgerは、コアサーバーソフトウェアのバージョン3.2.0をリリース。これは近年における最も重要なメンテナンスマイルストーンの一つで、今回の主な変更点は、リファレンスサーバーの実装名を「rippled」から「xrpld」に完全に変更した点だ。これは、オープンソースのブロックチェーンインフラストラクチャーを、企業であるRipple(リップル)社とより明確に区別するための措置であり、プロジェクトのエコシステム全体を考慮すると、ソフトウェアに新しい名称を与えることがより適切とのことで、バージョン3.1.3に続くもの

以前のリリースでは新しいユーザー機能が導入されたが、今回のリリースではバックエンドのアップグレードと効率性の向上に重点が置かれている。開発チームは、ネットワークパフォーマンスの向上と、将来の拡張を見据えたソフトウェアアーキテクチャーの構築を目的として、今回のソフトウェアリリースを開発。主な追加機能には、サーバーメモリー使用量を最大40%削減できるメモリー最適化対策が含まれている。

ノードオペレーターとバリデータは、サービスの継続性を確保するため、直ちにアップグレードすることが推奨され、デフォルトの設定パス、データベースディレクトリパス、サーバーのユーザーエージェント文字列を含むRPCメタデータに影響を与える。そのため、通常のアップデートに加えて追加の移行手順が必要だ。

アップグレードの変更点

改善プロセスの一環として、XRP Ledgerはネットワークを利用する企業のパフォーマンスと接続性を向上させるために、いくつかの変更を加えている。

その一つとして、ブロックサイズの設定が可能になり、nuDBによる効率的なデータベースストレージが実現。また、TLS/相互TLSにおけるgRPCサーバーのサポートがオプションとなり、企業はパフォーマンスと接続性の向上というメリットを享受できるようになった。

さらに、今回のアップデートでは、ピアリングポートのデフォルトが51235から2459に変更されたほか、自動マーケットメーカー、決済、トークンエスクロー、多目的トークン、オーダーブック、RPCに関するさまざまな修正も行われている。バージョン3.2.0でトランザクション不変条件が一時的に無効化された理由は、パフォーマンスの低下だが、トランザクション不変条件は現在何の動作も行わないため、セキュリティ上の脅威はない。

開発者とXRPコミュニティメンバーの反応は賛否両論で、長期的な安定性向上に向けた一歩として、今回のクリーンアップを歓迎する声がある一方、重要な新機能を追加せずにレガシーコードを削除することは、前進ではなく慎重な開発姿勢を示すものだと疑問視する声もある。

 

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