パジーペンギンズ(Pudgy Penguins)、モバイルゲーム「Pudgy Party」のサービス終了

パジーペンギンズのモバイルゲーム「Pudgy Party」がサービス終了

パジーペンギンズは2026年6月12日(金曜日)、同社のモバイルゲームアプリ「Pudgy Party」のサービス終了を発表した。

パジーペンギンズは、Web3ゲームプロジェクト「Pudgy Party」の開発を中止し、「Pudgy World」に注力すると発表。Pudgy Penguinsのルーカス・ネッツ(Lucas Netz)CEO(最高経営責任者)は、「Pudgy Party」が、先週末のサービス終了までに、NFT(非代替性トークン)企業Pudgy Penguinsに数百万ドルの損失をもたらしたと主張している。

同社は、Pudgy Partyのサービス終了理由は明らかにせず、ウェブゲーム「Pudgy World」がPudgy Partyの業績を上回る見込みであると述べたうえで、次のように語っている。

Pudgy Partyは完全に自社開発であり、Pudgy Penguinsユニバースのフラッグシップゲームとなるために必要な要素をすべて備えていた。

このモバイルゲームは2025年8月にリリースされ、Google Playだけでも50万ダウンロードを突破。Pudgy Partyは、総ダウンロード数が100万件を超えたと発表されていた。

発表後にはサービス終了に至る詳細な数字が明らかに

終了発表後に開催されたPudgy Penguins NFT保有者との会合で同CEOは、Pudgy Partyのサービス終了に至った主要な数字を明らかにしている。

XユーザーでPudgy Penguinの所有者である@ChefJames(シェフ・ジェームズ)氏によると同CEOは、このゲームが会社に数百万ドルの損失を与え、もし継続すればさらに250万ドル(約4億円)の損失が発生すると主張したという。また、このゲームは数カ月間人気を博したものの、その後プレイヤー数は200~300人程度にまで急減した事を明かしている。

約束していた最低賃金以上の収入

Pudgy Partyは、リアリティ番組の障害物コースゲーム「Total Wipeout(トータル・ワイプアウト)」などからインスピレーションを得た三人称視点のプラットフォームゲームだ。

Mythical Games(ミシカル・ゲームズ)が開発し、2025年8月にリリースされたこのゲームの収益化システムは、ゲーム内のペンギンキャラクターのスキンを販売し、購入者がそれをトレードできるようにするというものだった。

掲載されていたスキンの中には、実際の価値(最低価格)がわずか50セント(約80円)であるにもかかわらず、最高10万ドル(約1,600万円)で販売されていたものもあった。ゲームの初期リリース時には、スキンに1,000ドル(約16万円)以上を支払ったユーザーもいれば、5,000ドル(約80万円)を費やしたユーザーもいた。

かつて同CEOは、スキンシステムを使えば、ゲームに専念すれば最低賃金以上の収入を得られると主張。スキンの今後については、@ChefJames_氏が指摘しているように、Pudgy Penguinの会議で同CEOは、報酬用のポータルが設置され、Pudgy Partyで購入したスキンはPudgy Worldに移行可能になると述べた。

今後、Pudgy Penguinの閉鎖や規模縮小がさらに進む可能性があり、状況は悪化する可能性も大いにあり、同CEOも今後2週間で「あらゆる応急処置は中止されるだろう」と警告している。

Web3ゲームは近年苦境に立たされており、プレイヤー数の減少や収益不足を理由にサービス終了するゲームが増えており、今後も注意が必要だ。

 

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