EdgeXの説明とZachXBTの指摘が対立
DEX(分散型取引所)のedgeXが発行するEDGEトークンが急落したことを受け、同社は外部勢力による市場操作が原因である可能性を示した。
We want to share an update on the irregular EDGE price movement and address any concerns about platform security directly.
The edgeX protocol were not compromised in any way. This was not a hack, exploit, or security breach.
What we have identified so far suggests deliberate… https://t.co/BV4rTz7aa8
— edgeX🦭 (@edgeX_exchange) June 2, 2026
EDGEの価格変動の異常な状況について最新情報をお伝えするとともに、プラットフォームのセキュリティに関する懸念事項に直接お答えいたします。edgeXプロトコルは…
一方、オンチェーン調査員のZachXBT氏は、少数の関係者による供給支配や市場構造そのものに問題があると主張しており、両者の見解が対立している。EDGEトークンは2026年6月1日(月曜日)に大幅に下落した。価格は1.20ドル(約192円)前後から一時0.36ドル(約57.5円)付近まで急落し、その後は0.62ドル(約99円)から0.65(約104円)ドル付近まで回復したものの、依然として大きく値を下げた状態が続いている。
価格急落に伴い、デリバティブ市場では大規模な清算も発生した。暗号通貨派生データ分析プラットフォームCoinGlass(コイングラス)のデータによると、24時間の清算額は約620万ドル(約9.9億円)から628万ドル(約10億円)に達し、その大半をロングポジションが占めた。
edgeXはXへの投稿で、EDGEトークンに「突然かつ不規則な価格変動」が発生したことを認め、原因調査を進めていると説明した。その後の声明では、プロトコルやスマートコントラクトへの侵害、ハッキング、エクスプロイトは確認されていないと強調した。
同社は、これまでに判明した事実から、特定の外部勢力が意図的に市場価格を操作した可能性が示唆されると述べている。また、責任の所在を特定するため、関係する取引所やプラットフォームと連携して調査を進めているという。
ZachXBTは供給構造と透明性の問題を指摘
これに対し、オンチェーン調査員のZachXBT氏は、外部からの市場操作だけで今回の急落を説明することに疑問を呈した。
We all know edgeX supply was being controlled by a few insiders with a low float.
If you care about transparency at all you will name the counterparties / MM agreements which lead to these events. pic.twitter.com/qn2LvNPg2H
— ZachXBT (@zachxbt) June 2, 2026
エッジXの供給量が、少数の内部関係者によって低浮動株比率でコントロールされていたことは周知の事実です。透明性を重視するのであれば、これらの事態を引き起こした取引相手やマーケットメーカーとの合意内容を明らかにすべきです。
同氏は、EDGEトークンの供給量が少数の関係者によって低流通量の状態で管理されていたと主張している。EDGEの最大供給量は10億枚だが、市場で流通しているのは約3億5,000万枚にとどまっており、供給の大部分が依然として市場外にある。
ZachXBT氏は、こうした供給構造が急激な価格変動を招きやすい環境を生み出していると指摘した。また、暴落に関与した取引相手やマーケットメーカーとの契約内容を公開するよう求め、プロジェクト側の説明に対して批判的な姿勢を示した。
さらに、市場では暴落直前に約133万ドル(約2.1億円)相当のEDGEが特定ウォレットから入金されていたとの報告もあり、流動性引き出しや大口保有者の動向を含め、今回の急落を巡る議論は続いている。
今回の事案を受け、市場では外部による価格操作と内部の供給構造の問題のどちらが主要因だったのかを巡り、注目が集まっている。
























