香港に拠点を置く仮想通貨取引所「KuCoin(クーコイン)」は、KuCoinの創業者と投資家に配布したKCS(Kucoin Shares)トークンの、合計1億KCS分のロックアップ期間を1年延長することを公式で発表した。
KuCoin to Extend White Paper Token Lock-Up Period for an Additional Year
See the official announcement here:https://t.co/8izr7pqFab pic.twitter.com/IeDycCUkI5
— KUCOIN (@kucoincom) August 28, 2018
ロックアップとは、コイン上場後の一定期間、トークンを売却しない契約を交わす制度のことである。
KCSは同取引所KuCoinの独自トークンである「KuCoin(KuCoin Sares/クーコインシェアーズ)」が発行するトークンであり、Ethereumに準じたERC20トークンで作成されている。
このトークンは2017年8月にICOが行われ、2017年9月にKuCoinに上場した。Kucoin取引所のみで売買することが可能な仮想通貨である。
KuCoinホワイトペーパーに記載されている通り、2019年9月2日までの約1年間これらのトークンがロックアップされ、ロックアップされた分のKCSトークンは取引することができなくなる。
ICO後は1億KCSであったが、1000万分のKCSトークンは既に報酬として参加者に支払われ現在は9000万KCSとなっている。
現在ロックされたKCSトークンは、データを保管するための低コストで安全性と信頼性の高いファイルであるコールドストレージに保管され、ユーザは随時チェックすることができる。