マネーグラム(MoneyGram)、コロンビアでUSDC対応デジタル決済アプリをリリース=ステーブルコインもまもなく貯金可能に

マネーグラムがコロンビアでUSDC対応デジタル決済アプリをリリース

マネーグラム(MoneyGram)は、コロンビアでステラ(Stellar)とクロスミント(Crossmint)を介してUSDCアプリをリリースし、即時ステーブルコイン送金を可能にした

日本語訳:
新しい送金方法にようこそ
次世代MoneyGram®アプリのご紹介:リアルタイム通知で国際送金を即座に受け取り
資金をデジタルドルに両替して安定性を確保するか、MoneyGram取扱店で現金を引き出すかを選択できます。自分だけがアクセスできるセルフカストディウォレットでデジタルドルの残高を管理

新しいアプリは、まずコロンビアのApple App StoreとGoogle Play Storeでリリースされ、その後、他の市場でも順次公開されます。

マネーグラムは、コロンビアでデジタル決済アプリをリリースし、コロンビア・ペソの価値下落が続く中、現地の人々が米ドル建てステーブルコインを保管・送金できるようにすることが分かった。

ステラとクロスミントのセルフカストディ・インフラを活用したこの新サービスは、ユーザーがUSDCを保有し、ほぼ瞬時に国境を越えて送金することを可能にする。国境を越えた送金は生命線であり、故郷にいる家族を支え、食料、住宅、教育といった生活の基本を支えている。マネーグラムによると、コロンビアは“理想的な導入市場”として選ばれ、国内から海外に送金した金額の22倍以上を受け取っていると言われてており、この新サービスによって、受取る側は、現金を受け取るためにマネーグラムの実店舗を訪れる必要がなくなる。

Google Financeによると、4月初旬以降、ペソがドルに対して約12%下落している。アプリを通じて資金をUSDCで直接保管できるため、現地の人々はより安定した通貨を利用できるようになる。

引き続きUSDCをペソに交換することも可能

USDCはデジタルで貯蓄または送金できるが、コロンビア人は引き続きマネーグラムの支店を訪れ、ステーブルコインをペソに交換して現金を引き出せる。

また、同社は近い将来、統合貯蓄サービスを通じて、ユーザーが預金に対してインセンティブを獲得できるようになる可能性を示唆。アプリはApple App StoreとGoogle Play Storeで展開中だが、ユーザーはアカウント承認のための待機リストに登録しなければならない。

ビットコイン加盟店によるBTC導入は減少傾向

ステーブルコインベースのサービスが急増しているにもかかわらず、コロンビアの加盟店におけるビットコイン(Bitcoin/BTC)導入は減少傾向にある。

BTCMapsのデータによると、現在ビットコインを受け入れている加盟店はわずか62店で、2023年9月の106店から減少した。

 

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