Polkadotのブリッジ脆弱性が露呈 不正ミントで10億DOT発行も被害は限定的

Polkadotのブリッジ攻撃により不正にDOTが発行され市場に影響が出た様子を表現したイメージ

Hyperbridgeの欠陥が悪用され市場に一時的な混乱が広がる

ポルカドット(Polkadot)はクロスチェーンブリッジのハイパーブリッジ(Hyperbridge)の脆弱性を突いた攻撃を受け、イーサリアム(Ethereum)上で約10億DOTが不正に発行された。

日本語訳:
私たちは、hyperbridgeのイーサリアムゲートウェイコントラクトが脆弱性を突かれました。この脆弱性は、Hyperbridgeを介してブリッジされたイーサリアム上のDOTのみに影響し、Polkadotエコシステム内のDOTや、他のブリッジを介してブリッジされたDOTには影響しません。Polkadot、そのパラチェーン、およびネイティブDOTは引き続き安全で、影響を受けません。問題の調査中は、Hyperbridgeは一時停止されています。

発行されたトークンは分散型取引所で売却され、短時間で価格の急落を招いたが、実際の資金流出は限定的にとどまった。今回の攻撃は、ポルカドットのクロスチェーン接続を担うハイパーブリッジのスマートコントラクトに存在した欠陥を突いたものだ。攻撃者はイーサリアム上で偽のクロスチェーン証明を送信し、システムに正当なリクエストとして処理させた。

この結果、攻撃者はブリッジコントラクトの管理者権限を取得し、トークン発行の制御を掌握した。さらに過去に承認された証明を再利用するプルーフリプレイ攻撃を用いることで、権限変更やトークン発行といった特権操作を実行した。

その後、攻撃者は約10億DOTを新たに生成し、イーサリアム上の流動性プールへ投入した。これらのトークンは実際のポルカドット資産の裏付けを持たないブリッジトークンであり、ポルカドット本体のネットワークには直接的な影響は及んでいない。

流動性不足で利益は限定 DOT価格は一時的に急落

攻撃者は生成したトークンを一度に売却し、約108.2ETH(約3,770万円)を回収した。

一方で市場の流動性は限定的であり、大量の売却により価格は急落した。DOTは1.22ドル付近から1ドル近辺まで下落し、一部の取引所では入出金の一時停止措置が取られた。発行されたトークンの規模は大きかったが、流動性の制約により回収額は限定的となった。また、ネイティブDOTではなくイーサリアム上のブリッジトークンに影響が限定されていたものの、市場ではその区別が十分に認識されず売り圧力が強まった。

現在、Hyperbridgeのコントラクトは一時停止されており、開発チームは脆弱性の調査と修正を進めている。今回の事案はクロスチェーンブリッジの検証機構におけるリスクを改めて示す結果となり、今後のセキュリティ対策に注目が集まる。

 

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム