イギリス企業の3割がマイニングマルウェアの被害を受けていることが判明

Citrix(シトリックス)の調査で、英国のおよそ3割の企業が、マイニングマルウェアの被害にあっていることがわかった。

マイニングマルウェアは、サイバー犯罪者の間で普及してきており、過去2年間でランサムウェアは素早く簡単にお金を稼ぐためのサイバー攻撃であったが最近は、インターネットでお金を稼ぐ新しい方法として仮想通貨のマイニングを狙っている。

ユーザーはマルウェアが感染していることに気付かず、パソコンが通常より遅くなっていると感じる程度である。サイバー犯罪者への利点は、感染したシステム上で、マルウェアがなかなか検出されず
長期間にわたり大きな違法取得を生み出すことが出来るという点である。

調査によると、回答企業のおよそ6割がシステム上でマルウェアを検出され、そのうちの8割がこの半年間に検出されている。

調査では、マルウェアの攻撃が増加しているのにも関わらず、攻撃の被害を受けた2割の企業がコンティンジェンシー対策が導入されていないという事が判明した。
企業の約7割は「ネットワークの監視」「マルウェア対策のソフトウェア」を使用するなど対策を講じている。