Flare(フレア)CEO、数百億XRPを活用できる新製品が登場

Flare CEOがXRP向け画期的なプロダクトを発表

Flare(フレア)のヒューゴ・フィリオン(Hugo Philion)CEO(最高経営責任者)は、FirelightがDeFi(分散型金融)サービスを通じて数百億XRPトークンを活用すると予測している。

日本語訳:
先週の大半をFirelightチームとともにに米国で過ごしました。この製品は非常に革新的で、数十億、いや数百億単位のXRPをFlareで活用できる可能性を秘めています。

FlareのフィリオンCEOは、近々リリースされるFirelightがXRP保有者にとって画期的な瞬間になると示唆。Firelightが“数十億”規模のXRPを利回り創出に活用できると明かし、XRPコミュニティ内は興奮に包まれている。

Firelightの核となるのは、ユーザーがFlare Network上でXRPの完全担保型表現であるFXRPを発行できるようにすることで、FXRPがFirelightのLaunch Vaultに預け入れられると、ユーザーは同額のstXRPを受け取る。これにより、XRP保有者は資産のコントロールを放棄すせずに、DeFiに参加できる。このstXRPは、DeFiプラットフォーム間で取引、貸し出し、使用できるERC-20トークンであり、ステーキング報酬も獲得できる。

また、このプロダクトはFlareのFAssetsインフラを活用しており、同CEOは、最終的に数十億のトークンがステーキングされると予測。Flareチームによると、プラットフォーム上で創出された利回りはXRPエコシステムに再投資される予定とのことだ。

Flare Networkは今月初め、VivoPowerから1億ドルのXRP投資を受け、ネットワーク向けDeFiサービスの提供を推進。一方で、仮想通貨取引所アップホールド(Uphold)もFlareネットワーク上で、ユーザーに利回りを提供するためのプロダクトを立ち上げている。

DeFiのための安全でスケーラブルなフレームワーク

セキュリティと信頼性は、Firelightの設計の中核を成しており、すべての担保エージェントはKYC認証済みであり、FXRPはFLRやステーブルコインを含む、過剰担保された多様な資産プールによって裏付けられている。

これにより、ユーザーはパフォーマンスと保護の両面でFirelightに頼ることができ、機関投資家と個人投資家の両方を惹きつける鍵となる。さらに重要なのは、FirelightがXRPLの現制約の1つである、ネイティブステーキングの欠如を解決していることである。Flareは、徹底した流動性管理を徹底することで、XRPの利回りを妥協することなく提供することで、XRPベースのDeFi(現在では「XRPFi」と呼ばれるもの)の主要ハブとしての地位を確立している。

ネットワークが驚異的な成長を記録

XRPエコシステムは、いくつかの強力なファンダメンタルズ(※景気動向や財務状況などをもとに将来の価格を予測する手法)に支えられ、ここ数週間で急成長を遂げている。

中でも注目すべきは、リップル(Ripple)が支援するXRP ETF(上場投資信託)で、AUM(Asset Under Managemen:運用資産残高)がわずか3日で2,300万ドル(約33.4億円)に達した。さらに、XRP Ledger(XRPL)ネットワークは初の分散型ガバナンスプラットフォームを立ち上げ、XRP ETFの承認確率は95%に急上昇している。

一方で、投資家の注目は、利害関係者が共同申し立てに対する裁判所の判決を待つ中、RippleとSECの訴訟にも集まっている。ステーブルコイン市場では、リップルがRLUSDの供給量を急速に拡大しており、時価総額は5億ドル(約727億円)に迫っている。

フィリオンCEOが述べたように、これは単なる製品ではなく、世界中のXRP保有者にとって、新たな金融パラダイムの始まりである。

 

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