ワールド・リバティ・ファイナンシャルが戦略的仮想通貨準備金にSUIを追加

ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLFI)とSUIブロックチェーンのコラボレーションを象徴する未来的なビジュアル。SUIの水滴型ロゴと高テクノロジーな金融イメージ。

ワールド・リバティ・ファイナンシャルが戦略的仮想通貨準備金にSUIを採用

WLFI(ワールド・リバティ・ファイナンシャル)は、戦略的仮想通貨準備金としてスイ(Sui/SUI)の追加を発表した。

金融自由を推進するWLFIは、資産の多様化を進める中でSUIブロックチェーンと提携し、「マクロ戦略」ファンドにSUIを組み込む計画である。このファンドは、透明性の高い金融システムを推進し、トークン化された資産を保有することで仮想通貨市場の発展に貢献する狙いがある。発表はXで行われ、WLFIとSuiが「分散化」と「財務の透明性」を重視していることを強調した。

日本語訳:
速報 — 私たちは、よりオープンで透明性の高い金融の世界という共通のビジョンに根ざした、ドナルド・J・トランプ氏にインスピレーションを受けた先駆的なDeFiプロトコルであるWorldlibertyfiの提携を発表できることを非常に嬉しく思っています。
このコラボレーションの一環として:
💥WLFIは、主要なWeb3プロジェクトを強化するために設計された戦略的トークン準備金にSUIを含める予定です。
WLFIとSuiは製品開発の機会を模索し始めた

WLFIの共同創設者ザック・フォークマン(Zak Folkman)氏は次のように述べている。

SUIはDeFi(分散型金融)導入を促進する技術革新と市場の牽引力を持ち、WLFIの使命と一致する。

WLFIのWeb3アンバサダーであるエリック・トランプ(Eric Trump)氏も、「SUIとの協力により、新たな機会を開拓できる」と期待を示している。

戦略的準備金と市場への影響

戦略的準備金は、経済の安定やリスク管理を目的に確保される資産であり、仮想通貨市場でも重要な役割を果たす。

WLFIはSUIの追加により、ポートフォリオの多様化、流動性の向上、投資家へのシグナル発信を強化している。また、WLFIの準備金は米国政府の戦略的仮想通貨準備金とは無関係である。ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領はビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、リップル(Ripple/XRP)、ソラナ(Solana/SOL)、カルダノ(Cardano/ADA)を含む国家戦略仮想通貨準備金を発表したが、WLFIは独立した運用方針を持っている。

WLFIは、トランプ氏の影響を受けたDeFiプロジェクトとして独自の立場を確立している。政治的な影響を持ちながらも、仮想通貨業界の注目を集め、異なるユーザー層を引き込む可能性がある。スイとの提携は、スピードとスケーラビリティを強みとするブロックチェーンを金融アプリケーションに活用する戦略と考えられ、この取り組みは、政治、金融、テクノロジーの交差点として注目されている。

市場の反応とSUIの成長

WLFIによるSUIの採用に対し、市場は肯定的に反応している。

アナリストの一部は「SUIの追加は、機関投資家の仮想通貨受け入れが進んでいる証拠」と指摘。この動きにより、SUIを準備金として採用する企業が増える可能性があり、発表後SUIの価格は16%以上上昇した。市場の関心が高まり、SUIの成長が期待されている。

SUIは、高速かつ低コストな取引処理を可能にする次世代ブロックチェーンであり、スケーラビリティに優れ、DeFiやNFT(非代替性トークン)市場での活用が進んでいる。開発者向けの利便性と強固なセキュリティ機能を備えており、Web3エコシステムにおいて重要な役割を果たすことが期待されている。

ABOUTこの記事をかいた人

2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム