Netflixが仮想通貨広告を禁止する可能性大
オーストラリア現地メディアの報道によると、Netflix は2022年後半に広告サポートサービスを導入する際に、仮想通貨関連の広告を禁止するのではないかと報じられたことが分かった。
Netflixは今年後半、広告サポートサービスを導入する際に、仮想通貨関連の広告を禁止する予定で、オーストラリアの現地広告主との協議に入ったとのこと。同社は、仮想通貨広告を含む複数種の広告を禁止するとのこと。ただし、この新たなポリシーがオーストラリア限定であるのか、米国、英国、カナダ、フランス、ドイツなど、広告サポートサービスを受けているすべての国にグローバル適用されるのか、現時点では不明である。報道によるとNetflixは、政治広告、ギャンブル広告、子供を対象とした広告も禁止するとのこと。さらに、医薬品関連広告にも制限を加える可能性が高いとのこと。
規制計画は十分な情報を得て保護へ
2022年8月、オーストラリアは、顧客が「十分な情報を得て保護される」ような方法で暗号資産と関連する広告を規制する計画を発表している。
これらの規則は仮想通貨広告を完全禁止するものではないものの、Netflixがローカル規則に違反することを望んでいない可能性がある。それと同時に今日のレポートは、仮想通貨の禁止がオーストラリアに限定されることを述べたり暗示したりするものではない。Netflix は現地メディアに対し、広告ポリシーは現在未定であると語っており、広報担当者は、同社が広告モデルを決定するのはまだ初期段階であり、決定は下されていないと述べている。ただし、ほとんどの情報源は、Netflixが早ければ11月にサービスを開始する予定であると報じ、Netflixの主張に反して、ローンチが差し迫っていることを示唆している。
Netflixが禁止を進める場合、他のビッグテック大手のリストに加わり、仮想通貨マーケティングに反対する姿勢を取るGoogleとFacebook(※現社名:Meta)は、2018年に仮想通貨広告を禁止したものの、Googleは2021年6月、Facebookは12月にポリシーを緩和。その一方でTwitter は、2018年から仮想通貨広告を禁止しており、集中型取引所を除くほとんどの仮想通貨サービスの広告を禁止している。