Oasys(オアシス)がSK Planetと提携して韓国でのプレゼンスを拡大へ
日本のゲーム向けブロックチェーンのリーディングカンパニーであるOasys(オアシス)は、SK Telecomの子会社である韓国のテクノロジー企業SK Planetとの新たな提携を発表し、韓国でのプレゼンスを拡大していくことが分かった。
Oasys Pte. Ltd.公式発表より画像引用
日本のゲームブロックチェーンOasysは、韓国の有力IT企業の1つであり、SKテレコムの関連会社であるSK Planetとの提携を発表。この提携は、SK Planetのサービスにブロックチェーン技術を統合し、韓国でのWeb3ゲームの普及を拡大する道を開くものであり、両社にとって重要な一歩となると大きな期待が注がれている。Oasysブロックチェーンの最新のバリデータになる予定で、今回の動きにより、ユーザーはSK PlanetのウォレットサービスUPTN Stationを通じてOASトークンを直接ステークできるようになる。
Oasys HubをUPTN Stationに統合することで、今提携によりユーザーはシームレスな体験を得られ、ブロックチェーン技術をより便利に利用できるようになる。またUPTN Stationは、Oasys L2チェーンの一部にもなり、Oasysネットワーク上のさまざまなゲームとの互換性がさらに高まるとのことだ。
SK Planet のエコシステムを通じてWeb3のリーチを拡大
今回のパートナーシップの主な目的の1つに、より多くのユーザーをWeb3ゲームエコシステムに取り込むことがある。
これを実現するためにOasysは、SK Planetの膨大なユーザーベースと人気のロイヤルティプログラムOK Cashbagを活用する予定だ。2,800万人を超える会員と韓国全土に75,000 店舗の提携を持つOK Cashbagは、Oasysがより幅広いオーディエンスにリーチするためのユニークな機会を提供する。今パートナーシップは、このネットワークを活用してWeb3ゲームの認知度と採用を促進し、ブロックチェーンベースの報酬を統合しながら、ユーザーに没入感のあるゲーム体験を提供することを目指しているとのことだ。
韓国大手とのつながりを確立
日本のゲームブロックチェーンは、韓国の業界大手とのつながりを確立するための動きを見せている。
2024年2月には、韓国のインターネット大手KakaoのWeb3ゲーム部門であるMetabora SGとの提携を発表し、ゲームパブリッシャーの日本市場への進出をサポート。Oasysはまた、韓国の別のゲーム開発会社であるCom2uSと提携し、より多くのゲームをオンボードしている。ゲーム開発用のレイヤー1ハブとレイヤー2ネットワークを提供するOasysは、セガ、ユービーアイソフト、イールドギルドゲームズなど、ゲーム業界のリーダーをバリデータとして抱えている。