SBIホールディングスがビットバンク買収を検討
リップルの主要関連会社SBIホールディングスは、傘下企業を通じて仮想通貨取引所を運営するビットバンク(BitBank)を買収するための資本・業務提携について協議を開始した。
東京に本社を置くSBIホールディングスは、意向表明書の送付を受け、仮想通貨取引所ビットバンクと、ビットバンクを統合子会社とする可能性のある資本・業務提携について正式に協議を開始。発表によると、SBIは、その他の詳細は後日最終決定されると述べており、株式取得の時期と方法については、現在進行中の評価に基づいて決定すると述べている。
SBIの広範な戦略の中核を成すのは、ブロックチェーンベースのグローバル決済・送金における主要プレーヤーであるリップルとの長年にわたるパートナーシップだ。両社の関係は、投資、テクノロジー、現実世界の金融インフラという3つの柱に基づき、協業をさらに深めている。SBIはリップル・ラボの株式の約9%を保有しており、リップルの最大の外部株主の1つとして、リップルの長期的な方向性に対して重要な財務的影響力と一定の影響力を有している。また、投資以外にも、両社は2016年に設立された合弁会社であるSBIリップル・アジアを通じて緊密に連携し、アジア全域におけるリップルのクロスボーダー決済技術の普及を促進することを目的としている。
日本国内の規制姿勢の変化とビットバンクの強固なセキュリティ実績
SBIは、日本証券取引所の山道裕己(やまじひろみ)CEO(最高経営責任者)が先に言及した日本の規制姿勢の変化にも触れている。
政府は、暗号資産を金融商品取引法の対象とする方向転換を検討しており、これによってデジタル資産は他の金融資産と同様の扱いとなり、国内市場の開放につながる可能性がある。
SBIは今回の発表で、「ビットバンクをグループに迎え入れ、グループ内のシナジー効果を最大限に引き出すことで、国内暗号資産業界における支配的な地位を確立できる」と述べている。今回の発表は、規制の整備が進むにつれて、同社が事業拡大を加速させる計画であることを示唆している。
さらに、ビットバンクの強固なセキュリティ実績も、リップルが出資するSBIホールディングスが買収を検討した要因の一つとなっている。ビットバンクは創業以来、重大なセキュリティ問題を起こしておらず、SBIは信頼性が最重要視される市場において、ビットバンクを有力な買収候補とみなしている。
























