OKX、上場廃止基準を施行し、ビットコインとイーサリアム30以上のペア上場廃止へ

OKXが38取引ペアの上場廃止へ

仮想通貨取引所 OKX は、「流動性を最適化する」ため、ビットコイン(Bitcoin/BTC)とイーサリアム(Ethereum/ETH)に結び付けられた30以上の取引ペアを上場廃止すると発表した。

OKXは、包括的な市場監視を実施した後、ビットコインに結び付けられた30以上の取引ペアのサポートを段階的に廃止するとのこと。この措置はプラットフォームでの取引を強化することを目的としており、上場廃止されたペアは上場基準を満たしていないと付け加えた。公式ブログでOKXは、仮想通貨取引プラットフォームは、38の取引ペアが段階的に上場廃止され、最初のバッチは7月25日から削除されると述べ、上場廃止プロセスは次のように段階的に進行する。

段階的に上場廃止される取引ペア

OKXは、今後1週間で上場廃止する予定の38取引ペアのリストを公開した。

上場廃止は7月25日、7月26日、8月1日、8月2日に予定されており、ビットコインやイーサリアムなど、取引ペアとしてリストされているいくつかの人気アルトコインに影響する。また、これらの削除は「堅牢なスポット取引環境を維持」するためのプロセスの一部とのことだ。

7月25日
LTC/ETH、MATIC/BTC、ADA/ETH、FIL/ETH、LINK/ETH、OKB/ETH、HBAR/BTC、EOS/ETH、QTUM/BTC、GRT/BTC。
7月26日
ATOM/ETH、XCH/BTC、MKR/BTC、NEO/BTC、OKT/ETH、OKT/BTC、XRP/ETH、SHIB/BTC、DOGE/ETH、TRX/ETH。
8月1日
ADA/BTC、FIL/BTC、NEAR/BTC、LINK/BTC、DOT/BTC、UNI/BTC、ETC/BTC、ATOM/BTC、EOS/BTC。
8月2日
AVAX/BTC、CRV/BTC、TRX/BTC、CHZ/BTC、AAVE/BTC、XLM/BTC、CRO/BTC、XRP/BTC、DOGE/BTC。

OKXは、これらのペアでアクティブな注文があるユーザーに対し、指定された上場廃止時間前に注文を取り消すようアドバイス。プラットフォームは期限後に残っている注文を自動的に取り消すが、このプロセスには最大3営業日かかる場合があるとのことだ。これらのペアの上場廃止の決定は、OKXが2カ月前に香港からVASP(仮想資産サービスプロバイダー)ライセンス申請を取り下げた直後に行われたもので、この動きについては同社から詳細が明らかにされていない。また、7月中旬にOKXは現地の規制変更を理由にナイジェリアでの事業を停止している。

なお、最新の動きについてOKXは、「トークンの隠蔽(いんぺい)と取引ペアの上場廃止に関する規則」に従い、取引ペアの上場を引き続き監視し、施行すると強調している。

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