カナダの大手メッセージアプリのKikは、同社が発行した独自トークンである”Kinトークン”に関するプロダクトである”Kinit”の初期ベータ版リリースを発表した。2017年9月にKikは”Kinトークン”を利用したICO(イニシャル・コイン・オファリング)により1億ドル(約100億円)を調達している。
2017年9月に”Kinトークン”のICOは締め切られ、参加者数は117カ国、約1万人以上で、調達額は約1億ドル(約100億円)に達した。当初の調達額目標は、Kik社は1億2500万(125億円)ドルの調達を目指していたとのこと。
”Kinit”は通貨の保存をするウォレットアプリであり、ユーザーはトークンを取得、管理に使用することができる。ユーザーはクイズに回答をしたり、パソコンの画面を見ながら、対話をするようなビデオを見ることで”Kinトークン”を取得することができる仕組みである。また、”Kinトークン”を使用することでギフトカードと交換できたり、”Kinit”内のトークンを相互に交換可能となる。
kinのコミュニケーション担当副社長は、以下のようにコメントしている。
「”Kinit”は、Kin専用の初めてのアプリだが、”Kinit”の目標は、「Kinを多くの消費者へ広まるようにする」ことだ。重要なステップとして”楽しく魅力的な体験を通じ、仮想通貨を本当に消費者と身近なものにすること”がある。今後、ユーザーの行動に基づいて修正していく予定だ」
KinはERC20トークンであり、処理速度を高めるためステラネットワーク上(ステラ型の分散型台帳ネットワークである)に置かれている。Kinエコスシステムサイトを使用したトークンの開発に約300万ドル(約3億円)を投資したという。Kinitアプリは一般的なユーザーにツールを広めるための初めての試みとなる。
Kikは今年3月、ゲーム業界向けにKinトークンの採用に向かっており、”Unityテクノロジーズ”との提携したことを発表した。kikの開発した「ゲーム専用ソフトウェア開発キット(SDK)」を使用し、ゲーム内にトークンを生成することができる。Kikは、まず独自通貨KinのゲームSDKをUnityの提携パートナーに仮テストしてもらい、その後結合のUnityで使用できる3Dモデルの素材や画像などを購入できるショップ”アセットストア”上でゲーム開発者向けにサービスしていく計画だ。
や入り開発には時間がかk流ということですね。
当時メルカットクスという取引所で取引されていました。その時から既存のユーザを多く抱えている企業でしたので、ブロックチェーンを取り入れることによってより良いサービスを提供できるのではと期待していました。
やはりユーザーが多くいる企業は早いですね。