アメリカ大手の仮想通貨取引所”coinbase”が、仮想通貨のギフトカード市場に参加した。定められた国のユーザーは、仮想通貨をから、ブランドの”eギフトカード”へ交換できるようになると25日、同社のブログにより発表された。
記事によると、イギリスを拠点とするスタートアップ企業”ウィーギフト社”との提携によりこのサービスは実現した。仮想通貨の保有者は大手ブランドの商品やサービのNIKE、UBER、Tesco、Google Play、チケットマスター、ザランドの代金支払いに使用できるようになるとのこと。
「本日より、ヨーロッパとオーストラリアのコインベースユーザーは、保有している仮想通貨からすぐに”ｅギフトカード”に替えられるようになり、コインベースは仮想通貨を”ｅギフトカード”に変換し使用できるサービスを提供する、世界初の取引所となった」
このサービスは、イギリス、フランス、イタリア、オランダ、スペインおよびオーストラリアで利用できるようにしていく。さらにコインベースは、３か月間にかけてサービスを利用できる小売業者と市場数を増やしていく予定であり、その後他国にもサービスを展開していくという。
アメリカの大手旅行予約サイトである”エクスペディア”が今年６月にビットコイン支払いを停止するなど、仮想通貨の使用率は今だに低い。しかし、仮想通貨に寛容な業界もあり、例えば米ＮＰＯは、仮想通貨による寄付を始め、初日から1000ＥＴＨ（現在の約46万9000ドル）を集めたと発表している。
運営の見解
結局通貨としての仮想通貨は何個もありますが、それらは実社会で使えなければ何も意味ありません。
それが一色単になった、クレジットカードかスマホに入れておけるウォレットが出ると一般ユーザも使いやすく、そのまま資産運用をすることができるので便利だと思います。
日本のベンチャーでここら辺は誰かが作って欲しいですね。特にキャッシュレス化が遅れている日本では、この市場は、仮想通貨に匹敵するくらいのチャンスだと思います。