香港の資産運用会社、カストディサービス「Fusang Vault(フサン・ボルト)」を計画

香港の資産運用会社、カストディサービス「Fusang Vault(フサン・ボルト)」を計画

富裕層や金融機関などの資産運用に対して関心が高まるなか、アジアを中心に活動を行なっている資産運用会社「Fusang Investment Office(フサン・インベストメント・オフィス)」は、香港を拠点にした仮想通貨のカストディ(管理)サービスを立ち上げる準備を進めています。

今回、準備を進めているカストディ(管理)サービスは、「Fusang Vault(フサン・ボルト)」という名前でプロエクトの準備が進められており、クライアントの仮想通貨の保管や、定期的な顧客の資産監査などのサービスを提供するとしています。

同社のフサン・インベストメント・オフィスのCEOであるヘンリー・チョン氏によると、第4四半期までにこのサービスを開始を予定しており、従来のカストディ(管理)サービスと同様に、顧客の代わりに資産を保有するには、独立した第三者が必要であると説明しています。

また同氏は、今回のサービスが最重要事項であるとし、次のように説明しています。

「デジタル資産は無記名債券に類似しているため、セキュリティを保持している者は誰でも所有者であると見なされる。セキュリティの所有権情報は登録されていません。したがって、デジタル資産を安全に保つための方法が最も重要である。」

また、フサン・インベストメント・オフィスは既に、クライアントの資産をより安全に保管・管理するために、保険会社と協力しており、サイバーセキュリティ保険を提供することも準備しているとしています。

仮想通貨の資産管理サービスは、米国の仮想通貨取引所である「コインベース」が公式ブログにて、機関投資家向けに仮想通貨資産を管理する「コインベース・カストディー」を立ち上げたこと発表しており、仮想通貨の資産管理に対する事業展開が世界的に動き出しています。

コインベースが機関投資家向けに仮想通貨資産管理サービスを提供

2018.07.03

運営の見解

運営の椎木
自分で管理できない人は、こういうサービスを使用してもいいかもしれませんね。保険会社との契約もしていると公言しているのでサービスは広がるかもしれませんね。

コインベースも開始しているので、金融のコンプラ的にはスタンダードになるのかもしれません。

私の意見としては、分散型で自分で資産が管理できるというのがメリットの一つだと思っているので一生自分で管理しようと思っています。